前回に引き続き、今回も柔道について

 

競技ですのでどうしても勝敗ばかりが重要視されてしまいますが

柔道の良いところは試合前と試合後に互いに礼をすることです。

ボクシングなどでも試合開始のゴングで互いにグローブを合わせたりしますが

 

道場に礼 

審判に礼 

そしてこれから闘う相手に 頭を下げる 

 

というのは日本武道の美ですね。

 

これは空手や剣道でも同じですが、礼に始まり礼に終わるといい

剣道では負けた相手を侮辱したり見下すような行為は恥とされており

一本を取った後にガッツポーズなどをした場合、

取り消されることもあるそうです。

 

武道とは人がいかに強くなれるかを目指し

どこをどのように攻撃すれば相手にダメージを与えられるかということを

はるか昔から研究され受け継がれてきました。

試合とはいえ相手に致命傷を与えかねない残酷な技術なのです。

これをお互いに試し合う・・

 

暴力的に激しく相手を攻撃することもあり

場合によっては喧嘩になってしまうかもしれません。

(時代が時代なら殺傷してしまうかもしれません)

 

ともすれば野蛮ともいえる武道の技術が、簡単に争いの道具にならないでいられるのは

礼があるからなのだと言われています。

 

これは心理学のセラピーにあるアンカーリングと呼ばれるものに近いモノがありますね。

 

 

武道の考えでは、自分一人では何も成し得ることが出来ない。

練習する相手や試合をする相手がいてくれて、お互い切磋琢磨していくことで

初めて自分が高みに上がれる。

だから、どんなに強くなっても思い上がることのないように

「今日も自分の相手をしてくれてありがとう」という意味を込めて頭を下げる。

 

という考えなんだそうです。

 

こういった考え方は競技の範囲内にとどまらず

社会や人間関係など様々な場面で活かされますよね。

 

 

 

さて、礼にこんなに深い意味があるのを世界の柔道家や柔道ファンは

どのくらい理解しているのでしょうか?

オリンピックを観ていてもわかりますが、各国の選手の中には

深々と頭を下げる選手もいれば、軽くうなづく程度の礼しかしない選手もいます。

何の思い入れもなく観ていると、礼が美しい方を応援したくなるのは私だけでしょうか?(^_^;)

 

 

 

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