発達障害の感覚のアンバランス 嗅覚編

シリーズでお届けしています、発達障害の感覚のアンバランスのお話です。今回は五感のうちの「嗅覚」についてのお話をしてみたいと思います。

発達障害のある子(人)に多い特徴は、苦手な匂いには過敏に反応し拒絶します。逆に好きな匂い、気に入った匂いには強いこだわりを持つことが多いようです。

特定の匂いが苦手な場合もあれば、複数の匂いが混じることに反応することも。苦手な匂いが原因でその場にいることが出来なくなるケースもあります。嗅覚の過敏や鈍麻以外にも基準がズレているようなことも多く、一般的に良い香りとされているものが苦手であったり、鼻をつまむような臭い匂いには無反応だったりすることもあります。

好みの匂いや、気になる匂いには執着し、ずっと嗅ぎ続けたり、安心する匂いが染み付いた物を手放さない・・・ということも多いです。まあこれはお子さんにはよくみられますね。

その他にも、身の回りのものや人など気になったものをところかまわず、なんでも嗅いでしまうというような傾向もみられます。

気に入った匂いを嗅ぎ続けるのには心を落ち着かせる効果もあるためにシチュエーションを問わずにしてしまったとしても、無理には止めさせないほうがいいかもしれません。

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