シリーズ原始反射①

こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。

ここでは「原始反射」についてお話したいと思います。

原始反射とは

私たちが普段使っている身体の動き、動かし方には意図的にコントロールをされた使い方反射的な動きがあります。

反射の多くは生命を守るために準備された反応的な動きで意思が介在しません。考えるよりも早く動くことで危機を回避するようになっています。

たとえば熱いヤカンに触れたときには「熱いから手を離そう」なんて思っているうちにヤケドをしてしまいます。そのため、体に一定の刺激量が加わった際には思考を介さずに脊髄や脳幹レベルで身体が回避行動をとります。

これが「反射」です。こうした反射というシステムの中でも胎児の頃から使っているのが「原始反射」です。

厳密には、胎児〜新生児期にみられる、特定の刺激に対して意思とは無関係に自動的に起こる身体反応のことを「原始反射」と言います。

たとえば赤ちゃんはおっぱいの飲み方を誰にも教わらずに生まれてきますが、知らなくても生まれてすぐにおっぱいを飲むことができます。

これは生れつき備わった機能で、口に刺激が入ると無条件に吸うという反射システムによっておこなわれています。

生まれて間もない赤ちゃんはまだ大脳皮質的に物事を考えて行動することができないため、原始反射に備わっている反応的な動きで外界の環境に適応していきます。

原始反射が残存していると、外界の刺激に反応した動きがベースとなるため、不必要に筋肉が緊張した状態になりやすく、意図的な身体の使い方、コントロールされた身体の使い方の獲得に遅れが生じることになります。その結果、ぎこちない動き、不器用な身体の使い方、姿勢保持が難しいと いったお困り感に繋がります。

原始反射にはいくつか種類があります。出現や統合の時期が違ったり、動きの特徴などもそれぞれに違います。

今回は原始反射の中でも初期に発現する「恐怖麻痺反射」についてお伝えします。

恐怖麻痺反射(FPR)

「恐怖麻痺反射」は外界の刺激に対して背面の筋肉を緊張させて身を守ろうとする動きです。
受胎後5周目くらいの早い時期から出現します。

母体がストレスに感じると胎児は背面を緊張させて体を固めて守る姿勢をとります。

生命の進化を辿るとこの恐怖麻痺反射の段階はストレスに対して、自ら争いに行くのではなく、フリーズ状態になることで「ストレスが過ぎ去るのを待つ」という生存戦略をとります。

 

恐怖麻痺反射の傾向チェック

原始反射は場面や状況によって変わります。こちらは診断的な目的ではなく、あくまでも自分の反射傾向を知る目安としてお考えください。

☑️体が緊張しやすい
☑️人が大勢いる場所は苦手
☑️人の目を見るのが苦手
☑️急激な変化には頭が働かなくなる
☑️音や光、肌触りなどに敏感な傾向がある
☑️背中や首が疲れやすい
☑️完璧主義で失敗を恐れる
☑️自己肯定感が低い
☑️疲れやすい
☑️注目されるのが苦手
☑️場面緘黙
☑️低エネルギー・低代謝
☑️初対面の人、初めての場所が苦手
☑️乗り物酔いしやすい

 

恐怖麻痺反射が残っていると望まないタイミングでサバイバル脳が発動してしまうことがあり、反射的な筋肉の緊張が起きたり、思考力や集中力の低下など様々な不具合が起こることがあります。

恐怖麻痺反射は原始反射の中でもはじめに出現し統合されていくものですので、恐怖麻痺反射があるとその先の反射も残存していることが考えられます。
ま恐怖麻痺反射は様々な生きづらさに繋がりやすいため、統合に向けた取り組みが必要です。

当院の恐怖麻痺反射へのアプローチ

・頭蓋骨調整
・セロトニン活性
・経絡・エネルギー調整
・栄養指導
・家庭でできるホームケア指導

恐怖麻痺反射はただマッサージをすれば良いということではありません。アプローチの刺激量がポイントになります。刺激がオーバーすることでかえって反射が強化されてしまうことにもなりかねません。

当院では原始反射の統合を促すために有効な取り組みを行なっております。
ご自身やお子さんのお体で原始反射が氣になる方はお気軽にご相談ください!

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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。

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