パニック障害(発作)とは?
パニック発作とは、突然激しい不安や恐怖感が襲い、心拍数の増加、発汗、震え、息苦しさ、胸の痛み、めまい、吐き気、手足のしびれ、恐怖感や現実感の喪失など、短時間で身体的にも精神的にも強い症状が現れます。発作は予期せずに起こることもあれば、特定の状況や場所に関連して起こることもあります。
通常は数分から20分程度でおさまりますが、その間に非常に強い不安や恐怖を感じるため、お仕事や通学など日常生活に支障をきたすこともあります。パニック発作は一時的なものであり、必ずしも持続的な障害ではありません。
頻繁にパニック発作が繰り返し起こる状態をパニック障害と言います。身体的な発作症状だけでなく、予期不安といって「次にまた発作が起きるのではないか」という強い不安感や、発作が起きる場所や状況を避ける回避行動が見られることもあり、こうした心理状態からも日常生活を送る支障になっていることがあります。
パニック障害になりやすい人の傾向
☑️大きな人間関係のストレスがある
☑️パワハラやモラハラを長期間受けた経験がある
☑️社会性が強く周りからはしっかりしていると言われる
☑️周りからの見られ方は氣にする方だ
☑️人よりも繊細だ
☑️あまり運動は得意じゃない
☑️慢性的に疲れている
☑️人ごみが苦手
☑️カップラーメンやスナック菓子が好き
☑️あまり外出しない
☑️言いたいことを言わずに飲み込んでしまう
☑️妥協することが苦手
いくつ当てはまりましたか?あまりたくさん当てはまるようでしたら、要注意です。早めにストレスケアをしていきましょう!
パニック障害はなぜ起こるの?
私たちは何らかのストレス要因となる刺激に対して、交感神経によって戦うか逃げるかという体の準備をします。その交感神経の反応が心臓や呼吸器系に作用した際に、ドックンドックン心拍数が上がったり、呼吸が苦しくなったります。こうした反応が長期化すると、交感神経が敏感になっていき、次第に些細な刺激に対しても「戦う・逃げる」の反応を起こして心拍上昇や呼吸の苦しさを起こしてしまいます。心拍と呼吸は連動していることがわかっていて、どちらかが過剰に反応を起こすともう一方も反応を起こしてしまいます。
また、呼吸や心拍の状態は心理面にも大きく影響し、動悸や早い呼吸は不安感や恐怖感にも繋がってしまうのです。もちろん逆もまた然りで、トラウマのような出来事を思い出すだけで恐怖から心拍上昇や呼吸の苦しさが起こることもあります。
交感神経の過剰な反応は心臓や呼吸器だけでなく、汗をたくさんかいたり、胃腸の機能を止めてしまうこともあり、心拍上昇と同時に胃の気持ち悪さや吐き気が起こることもあります。
脳の中では脳内神経伝達物質のノルアドレナリンがたくさん作られてしまうことによってアドレナリンも増え、心拍上昇につながることがわかっています。その根底にはストレスによるセロトニン不足の影響がとても大きいことがわかっています!
パニック障害の対策
パニック障害ではセルフケアも有効です。
・呼吸法
・水を飲む
・適度な運動
・大きな声を出す
・自分のストレスに感じていることを人に話す
・モゾモゾ体操
モゾモゾ体操は脳脊髄液の循環を良くして副交感神経の働きを高める効果が期待できます。
こちらも妊婦さんにも有効です!
こうしたセルフケアもできないくらいの状態の時には、適切な取り組みが必要になってきますので、お気軽にご相談ください。
当院のパニック障害への取り組み
カラダ支援アシスト整体院ではこれまでに数多くのパニック障害の方を施術させていただきました。
パニック障害はストレスによる自律神経機能の低下によって交感神経の過剰反応が症状となっています。
その背景には共通して
・セロトニン不足によるノルアドレナリンの暴走
・パニック障害特有の骨格の歪み
・食事や毒物の影響
・低血糖
・原始反射の残存
・感情の未完了
などが大きく影響していることが多かったことがわかっています。
こうしたことを踏まえて当院では
・セロトニン活性療法
・骨格矯正
・食事指導
・低血糖対策
・原始反射アプローチ
・心理的アプローチ
といったアプローチで、これまでにも多くの患者様を元気な身体に導いてきました。特にパニック障害の方に多い「ある部位の骨格の歪み」があると交感神経の働きが正しく行われなくなってしまうのです。これは整体ならではのアプローチだと自負しております。また当院ではお薬を使わずに脳内セロトニンを活性化させる施術を行っており、こうした取り組みは同業治療者や医師からもご紹介をいただいております。
もし、あなたがパニック障害でどこにいっても良くならないとお悩みでしたら、一度所沢市になるカラダ支援アシスト整体院にご相談ください!