新型コロナ感染後の後遺症について

このページでは新型コロナ感染後の後遺症と自律神経の関係とその対策について説明しています。
コロナ感染後にこのような症状にお悩みではありませんか?

以下の項目に当てはまるものがいくつあるかチェックしてみてください!

☑️長期間、倦怠感が続いている
☑️頻繁な頭痛に悩まされるようになった
☑️呼吸が浅く、疲れやすい体になった
☑️以前より思考力が低下している
☑️味覚や嗅覚に異常を感じている
☑️食欲不振になった
☑️寝つきが悪く、眠りも浅い
☑️神経痛に悩まされるようになった
☑️集中力が続かなくなっている
☑️病気が治っても関節の痛みが引かない
☑️以前にはなかった不安感がある
☑️熱が下がって数日以上経過しているのに咳が止まらない

4人に1人が後遺症!?

NHKや一部の報道では「新型コロナ感染者の4人に1人がコロナ後遺症を患っている」というデータが発表されています。


(※2024年8/22 THE TIMEにて放映したデータを引用)

また、厚生労働省研究班の発表によると、新型コロナウイルス感染後の後遺症患者のうち、8.5%の人たちに感染から約半年後も日常生活に深刻な影響が出ているとのことです。

新型コロナ感染後の後遺症の主な症状は倦怠感・気分の落ち込み思考力の低下・頭痛・不眠・息苦しさ・体の痛み・動悸・食欲不振・咳・関節の痛み・味覚障害・嗅覚障害などになります。

特に多いのが「倦怠感」と「気分お落ち込み」でコロナに感染した人のうち、4人に1人の割合で後遺症に悩まされているのです。お気づきかもしれませんが、後遺症のほとんど自律神経がうまく機能しなくなったことで起こっている症状です。

自律神経症状が起こる理由

自律神経と新型コロナ感染は関係がないように思えるかもしれませんが、実は感染症による免疫反応は自律神経と関わりが深いのです。

例えば、くしゃみ、鼻水、咳は副交感神経による反応です。、また熱が出るのも体内で免疫細胞がウィルスと戦うことで起こっています。特にウィルスとの戦いには白血球の中でもリンパ球の働きが重要で、リンパ球は副交感神経系の反応になります。

つまりコロナに感染した際に、免疫反応が長期化したり、過剰に反応したりすることで、ウィルスを退治した後も免疫反応は治っても、咳や倦怠感などの自律神経反応だけが残ってしまうことがあるのです。

脳内セロトニンと気分の落ち込み

脳内セロトニンにはドーパミンやノルアドレナリンといった感情にも作用する脳内神経伝達物質の量をコントロールする働きがあります。セロトニンが出ることで心の安定を保つことができるため、「幸せホルモン」とも呼ばれています。

脳内セロトニンの量が低下すると、気分の落ち込みや、イライラや攻撃性、不安感が増大したり、姿勢保持などに関わる抗重力筋の働きが低下するため疲れやすく、動くのがかったるくなったりします。

セロトニンを分泌するセロトニン神経はストレスに弱いため、コロナ感染による様々な不調はもちろん、不安感も含めストレスになるので、セロトニン量が低下します。

実際に病院でもセロトニンを増やすお薬を処方しているケースも珍しくないので、コロナ感染後に気分の落ち込みや思考力の低下、倦怠感などが残存している場合には、脳内セロトニンの低下も疑ってみる必要があります。

当院では薬を使わずに脳内のセロトニン神経を活性化させる施術を行なっております。その効果は第三者機関による臨床実験でも証明済みで、医学誌にも論文掲載されています。
詳しくは(社)セロトニン活性療法協会のHPをご覧ください!

家庭でできる対策

脳内セロトニンは朝陽をしっかりと浴びることで生成されます。昼夜逆転生活や、外出機会が極端に少ない人はできるだけ外に出て朝陽を浴びるようにしましょう!また、リズム運動もセロトニンの分泌を促進することがわかっています。午前中に15〜20分程度のウォーキングを推奨します。

また、パン食やお菓子など食生活が乱れていると腸内が炎症を起こします。腸内の炎症が脳のシステムエラーを引き起こしてしまうので、砂糖、小麦、乳製品、人工甘味料、酸化した油の摂取を極力控えるように気をつけてください。

また、人工光の刺激は脳幹に届いて自律神経の乱れを起こします。デジタルデバイスの使用も最小限にしましょう!私たちが日々当たり前のように行なっている生活習慣の中にストレスとなって自律神経の乱れを引き起こしてしまう要因がたくさんあります。なかなか改善できないのはそうした体にとって良くない刺激が当たり前のように入っていることも考えられすのです。こうした習慣は後遺症に限らず、大きな病気の元にもなってきますので、これを機に生活習慣を改めていきましょう!

当院の取り組み

まずは医療機関を受診しましょう!
長引く咳などは稀に肺炎になっている場合もございますので、医療機関での検査など、組織レベルでの異常がないことを確認してください!

コロナの後遺症でも組織レベルでの異常がないのにも関わらず、症状だけが長引いている場合には自律神経の乱れが影響していることが考えられますので、自律神経を整えるための取り組みが必要です!

当院では自律神経を整えるアプローチとして

・セロトニン活性療法
・クラニアル頭蓋仙骨療法
・肋骨および上部胸椎の調整
・内臓調整

いずれもソフトな刺激で行います。バキボキや痛みを伴う施術はしません。他にもより早い回復のために栄養指導や生活習慣に対するアドバイスも行っております。詳しくは自律神経整体のページをご覧ください。

施術料金 9900円 (初回は初診料2200円が加算されます。)
時間 50分前後(多少前後することがあります。)

当院ではこれまでにもコロナ感染後の後遺症にお悩みの方が多くいらしています。症状の度合いにもよりもすが、ほとんどの方が感染以前のお体を取り戻していますので、お薬だけで良くならずにお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ!

 

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