ぎっくり腰や腰痛の患者さんの訴えの中で
前かがみで物を持ち上げた
前かがみでの作業した
というのがよく聞かれます。
ちょっと下の物を拾うのにヒョイと腰からかがんでしまうことがありますよね。
当院でもなるべく膝を曲げてしゃがむようにしてください!
と指導しておりますが、つい腰からかがめてしまう・・
実はこの“前かがみ”という姿勢は腰に物凄い負担となります。
テコの法則によると重さ20kgの荷物を持ち上げる時
支点はおへそと腰椎の中間くらいの位置とすると、力点は腰椎になります。
そして作用点が荷物を持つ手だとすると
しゃがんで持ち上げた場合でも腰には約100kgほどの力がかかることになります。
これは支点(腰とおへその中間)から力点(腰)の距離を1として
支点から作用点(荷物を持つ手)までの距離が約5倍くらいと考えると
だいたいそのくらいの重さになります。
では、しゃがまずに前かがみのまま持ち上げた場合はどのくらいの重さが
腰にかかることになるのでしょう?
しゃがまないで前かがみのままの場合、支点から作用点までは支点から力点までの
15倍の距離になります。
そうなると・・・
そう、約300kgもの重さが腰にかかっていることになるんです(+_+)
考えただけでゾッとしますよね。
ぎっくり腰もうなずけます(汗)
これを何の問題もなくこなすには相当の筋力が必要です。
しゃがむの面倒くさいから、つい前かがみになってしまうという方
普段、それに耐えられるだけの筋力つけていますか?
私たちの何気ない日常生活動作は、
知らないところでこんなにも身体には負担がかかっているんです。
まだまだ自分では気づいていない負担はたくさんあります。
からだ支援 アシスト接骨院ではご本人の自覚している症状だけでなく
気づいていない異常や問題点も予防の段階で解決できるように
治療にあたらせていただいております。
何かちょっとした違和感程度でも感じた時が治療を始める時です。
お気軽にご相談ください!
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