顎関節の動きについて

 

前回に続き、今回もアゴ(顎関節)について

お話したいと思います。

 

 

通常、私たちの顎関節は指3横指分くらい入る分は開くと言われています。

3横指分開くとは指3本分を縦にした高さくらいは口が開かなければ

正常ではないということになります。

 

もっと詳しく言うと、アゴは頭蓋骨から下顎骨という下の歯を支える骨の土台が

ブランコのようにぶら下がっている状態なので正常な状態なら

指2本分くらいまでは重力だけで簡単に開きます。

3本分のうち2本分は上記にように開き、

もう1本分はこの下顎骨の骨頭が前方へ滑るように移動して開きます。

 

なので、指2本分しか開かないという方はこの下顎頭の動きに問題があることが

多いのですが、これが片側だけが下顎頭が動かないとかなると

顎の歪みとして表れてしまうのです。

 

 

よく、顎の治療で「口をゆっくり大きく開けてみてください」と言うと

頭が後ろに倒れるように開く方がいらっしゃいます。

これは顎関節周辺の筋肉の緊張が強いため頭位が動く(頸椎後屈)ことによって

顎の動きを代償してしまうために起こるのです。

 

気になる方は指3本縦にして入るかどうか?

また、口を開いた時に頭が後ろに倒れていないかどうか?

鏡を見ながらご自分でチェックしてみてください!

 

注)無理に指3本開こうとすると関節を傷つけたり

  アゴが外れたりするおそれがありますので、

  決して無理やりやらないようにしてください。あくまでもチェックですので

 

 

 

 顎が開きづらい、閉じづらい、顎関節症、噛み合わせなどで

 お悩みの方はこちらからお気軽にご相談ください!

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