発達障害の感覚のアンバランス 触覚編

発達障害の子(人)の感覚のアンバランスについて、シリーズでお届けしています。今回は五感の中の「触覚編」で、今回がシリーズラストになります。

さて、触覚でも同じように肌や皮膚の感覚の過敏、鈍麻などがあります。過敏なケースでは人に触れられることが苦手・・・というだけでなく、直接、肌に触れる洋服や下着、寝具などの布類が触れるのもNGという場合も。

大人が良かれと思って、お子さんをやさしく抱きしめようとしても、その刺激に耐えられず、逆に不快に感じてしまうこともあるのです。情緒が不安定なときには触れられることに恐怖を感じ、触れようとするとパニックを起こす子もいますから、注意が必要です。

また洋服についている「タグ」が気になって仕方がない・・洋服の縫目が肌に触れるのが嫌・・・という子も多いですね。乳幼児期に泣き止まないと思ったら、こんなことが原因であった・・というケースもあるようです。

逆に鈍麻の場合は感覚が極端に鈍いので、例えば足を思い切り踏まれても本人は気づかない・・という事があります。またこの場合、痛みに関しても鈍感で、転んで擦りむいて血が出ていても、無反応であったり、虫歯が進行してひどくなっていても痛がらないので周りが気づけない・・・という事も。

五感の感覚のアンバランスは見た目では分かりづらく、本人にしか感じ取れない部分が多いので、周囲の人の理解とケアが必要なのですが、抱きしめることも、優しい言葉も必要としない傾向を持つ子もいます。

気持ちを上手に表現することが苦手なので泣き喚いたりすることもあるでしょうが、ある程度はやりたいようにやらせてあげて、見守ることも大事なのではないかと思います。

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