誤解されやすい起立性調節障害

最近、当院のご相談の中で多いのが、お子さんが起立性調節障害で学校に行くのが難しく悩んでいる… というものです。

起立性調節障害という症状をご存知でしょうか? 思春期のお子さんに特に多いのですが、朝が起きられない、起きても活動出来ない、というような症状です。

もちろん、寝坊や寝不足などというレベルではなくて、身体が活動出来る状態ではないため、なんとか起きたとしても、活動が困難なのです。

この症状のつらいところは、症状への理解のない人からは「サボっている、ズル休み」「やる気の問題」「生活習慣が乱れているのが悪い」などとレッテルを貼られかねず、精神論で片付けられてしまうことが多いところです。

ですがそうではなく、自律神経のバランスが乱れていて動きたくても、動けないのです。特に朝や午前中は自律神経でいう活動時に働くべき交感神経が全く働かず、休息状態である副交感神経に偏ってしまっているのですね。

そして夕方から徐々に調子が出てきて、夜はいつまでも起きていられる…となっていくパターンが多いです。いわゆる昼夜逆転現象なのですが、生活習慣の見直しは必要としても、根性でどうにか出来るレベルを超えてしまっています。

起立性調節障害でよくみられるのが、本人や親御さんが学校に戻りたい、戻らせたい…と焦るあまりに少し体調が上向くと無理して学校に戻ろうとしてしまうケースです。まだエネルギーが充分ではないため、ここで無理をするとまた体調が優れなくなってしまうことも多いのです。ここで一番怖いのは自分も含め、周囲の期待に応えられなかったと自分を責めてしまい自己否定してしまう事です。焦る気持ちはわかりますが、しっかりと体調を整えてから復帰したほうが、結果、復帰時期が早いのではないかと思います。

ですので、起立性調節障害は焦らずに、一つ一つ小さなステップを踏んで、回復を目指していきたいですね。

 

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