前回の続きになりますが
久しぶりにクイックマッサージにいくことにした私は
店の前でデカデカと売り文句のように表示された
60分2980円の看板に不安を抱きながら店内へ・・
店内の雰囲気は普通のクイックマッサージと同じ
初めてだから問診票みたいなの書くのかなと思っていたら
店員さんに「最初にこちらの免責事項について同意のサインをお願いします」
と言われ何やら渡される。
免責事項??
読んでみると泥酔された方はお断りしますとか色々書かれてあるのですが
すごいのは
体調等によってもみ返しが出ることがありますが、
当店では一切の責任を負いかねます
の文句。
もみ返しは受ける側の体調だけの問題ではないのでは??
と思っていると、小柄な男性に呼ばれマッサージ開始。
「痛かったり強さが合わなかったら言ってくださいね」
腰や足は普通に気持ちよかったのですが
問題は背中から上・・
いきなり背部を肘でゴリゴリ
これも短時間なら良いのですが
しつこいくらいゴリゴリと押し
「ちょっと痛いです」と言うと
「そうですね~、ここ盛り上がってて硬いんです」
いや、そこは腎臓の上だから
盛り上がっているんじゃなくて実質臓器があるんだから
そんなに押しちゃやばいでしょ(ー_ー)!!
「いや、だいぶ痛いのでちょっと軽めにしてもらえます?」
「痛いですかぁ」
そういって少し頚部と肩に移動
相変わらず肘でゴリゴリですが背部を押されるよりはマシかと
思ったのもつかの間
再び背部をゴリゴリ
「ちょ、そこは痛いです」
「そうなんですよ~ここが盛り上がっているから肩とか痛くなるんです」
いや、そうじゃなくて・・
その後、もう一度痛いと言ったら腕の方に移動し
今度は脇の下の方へ
何やら嫌な予感がする・・
と思った瞬間左腕に電流が走るようにシビレが
「痛っッ!!」
と言ったら
「痛いでしょ~、ここはリンパがあるんでこのリンパの流れを良くしないとね~」
いやいや、今のは明らかに腋窩神経ですから(ー_ー)!!
何度痛いと言っても、結局すぐに痛い揉み方になってしまう
これは、この人がそのやり方しか知らないために起こります。
知識が深く、技術手法を数多く知っていれば
「その揉み方では痛い」と訴える人に
ナゼ痛いのかという問題を知識で解決し
違ったアプローチの仕方が出来たはずです。
これが素人の怖いところなのです。
さんざん痛い思いをしておまけに最初に左側一生懸命ゴリゴリやり過ぎたのか
時間配分の調整で右側はあっさりと終わり。
左右の感覚も変な感じのままお会計。
その店の帰りの運転中にはもう左の背中から脇腹にかけて
ズキズキ痛みが表れ、翌朝は布団から起き上がれないくらい
バキバキに痛くなってしまい
そんなこんなでもう5日目ですが、いまだに背中の痛みが取れず
これはもう、もみ返しではなく挫傷と言います。
痛みのせいで若干怒りの感情もあり
今回のブログは少し辛口で毒を吐いてますが
安いということは落とし穴があります。
60分で3000円弱は安いですが
3000円で得たものはなく身体を壊しただけ
と思うと、時間もお金も無駄になりました。
まあ、今回の経験を自分の治療に活かして
スタッフともども気を引き締めていこうと思います(^_^;)