疲れやすい人とミトコンドリアの関係

 

こんにちは。カラダ支援アシスト整体院です。

疲れやすい

回復力が低い

活動するのがめんどくさい

と感じる原因には

 

・副腎疲労

・甲状腺の問題

・栄養不足

・脳疲労

・呼吸の低下

・うつ

・ミトコンドリアの機能低下

 

などが考えられます。

今回は結果的にその全ての要因に関わってくるミトコンドリアについてお伝えします。

 

チェックしてみましょう

☑️人よりも疲れやすい
☑️常に倦怠感がある
☑️急に疲労感が襲ってくる
☑️病気になりやすい
☑️過食傾向にある
☑️寝汗をかきやすい
☑️マグロやブリなど大型魚が大好き
☑️人工香料の洗剤を使っている
☑️湿疹や関節炎など炎症が起こりやすい
☑️精神的ストレスが多い
☑️平熱が低い(35度台)
☑️傷などが治りにくい

いくつ当てはまりましたか?

3つ以上当てはまったら、すでにミトコンドリアの機能低下があるかもしれません!
しっかりと対策をしていきましょう!

ミトコンドリアとは

もともと、地球上には原核細胞といってカビや細菌類のように原始的で核を持たない酸素をあまり使えない生物がいました。こうした生物にとって酸素は有害だったのです。そこに突如現れたのが酸素をエネルギーに利用できるミトコンドリアでした。ミトコンドリアと原核細胞が合体してできたのが、真核細胞と言われる現在の地球上に存在するほとんどの生物の細胞です。つまりもともと別の生物だったものを細胞に取り込んで苦手だった酸素を克服どころか利用できるようになったのです。その細胞で作られたのが人間であり、地球上に存在する他の生物です。

 

私たちの身体は約37兆個もの細胞から成り立っています。細胞は脂肪の膜で覆われてできた1つの箱のようなもので、その中に遺伝情報DNAを格納した細胞核や、ミトコンドリアが存在します。ミトコンドリアは細胞内の4割を占めていて、成人体重の10%はミトコンドリアだと言われています。体重50kgの人ならミトコンドリアだけで5kgも占めているということになります。

ミトコンドリアは臓器など存在する部位によって形が異なります。基本的に糸状の細長いものが多いのですが、肝臓では楕円形をしていたり、膵臓では丸い形をしていたりと、常に形を変化させています。ミトコンドリアの数は、体全体の平均でいうと一つの細胞に400〜2000個くらいは存在していると言われていますが、臓器によって全然違います。卵子は1つに10万個ものミトコンドリアが存在しているし、精子は1つに対して数十個くらいしかいないのです。

 

 

ミトコンドリアの役割

・熱の産生
・細胞のアポトーシス(いない方がいい細胞を自滅させる)
・ヘムやステロイドホルモンの合成
・尿素回路(体に必要な酵素を作り出す)
・カルシウムの貯蔵
・マイトファジー(ミトコンドリア自身のリサイクル)

 

ミトコンドリアの役割は、なんと言ってもエネルギー生産です。

車が走るためにはガソリンが必要なように、僕たちが生命活動をするためにはエネルギーが必要です。車も厳密にはガソリン自体がエネルギーではなく、ガソリンを使って燃やすことで、熱を生み出します。その熱がエネルギーになっているのです。

人の体も同じで、エネルギーそのものを補充するのではなく、呼吸によって取り込まれる「酸素」や、食事によって摂り込まれる「栄養素」をエネルギー源として、それを細胞内で利用して体内でエネルギーを作り出します。ちょっとややこしいですね。

つまりミトコンドリアが働かないと生命活動に必要なエネルギーを作り出すことができなくなるので、疲れやすく回復しにくい体になってしまいます。

次回は「ミトコンドリアと酸化ストレス」についてもう少し詳しくお伝えしますね。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 

 

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