呼吸と脳の発達について

こんにちは。
カラダ支援の冨田です。

今回は

「呼吸と脳の発達」

という視点で
お話しますね

脳はその機能から大きく

・本能や感覚に関わる「脳幹」
・感情や快・不快に関わる「辺縁系」
・思考や学習、社会性に関わる「大脳皮質」

の3つに分類することができます。

 

脳は

・下から上
・後ろから前
・中心から外へと

発達していくので

生まれたばかりの赤ちゃんは
本能的な

「脳幹レベル」

で生きています。

それが年齢とともに
大脳皮質が発達していき

学習やコミュニケーションなど
社会性を身につけていきます。

いわゆる「社会脳」や「人間脳」
と呼ばれるのがこの大脳皮質です。

 

発達の課題を抱えるお子さんに
多くみられるのが

「原始反射」の残存。

 

原始反射はその多くが
脳幹で起こるため

原始反射が出ている時は

脳が社会的な機能よりも

「戦うor逃げるorフリーズ」

本能的な脳幹レベルで生きること優先している

ということになります。

例えば

・些細なことで不安が強くなる
・新しい場所に入れない
・すぐに手が出る
・感覚が過敏
・体が不器用

といったお困り感も
反射的、本能的な影響が強い行動で

大脳皮質が
反射的(反応的)な行動を
抑制できていない

という見方ができます。

 

こうした脳幹レベルの
反射的(反応的)な行動は

大脳皮質が育っていき
しっかりと機能することで
制御できるようになるのですが、

 

酸素が足りないと
大脳皮質の働きが低下するため

 

年齢に関係なく
脳幹レベルでの生き方が
優先されてしまいます。

 

私たちの身体は

脳の視点で言えば
大脳皮質と辺縁系、脳幹
しっかりと繋がり合うこと

 

そし

 

もっと「全体的な視点」で言えば
脳と体が繋がり合うことが

重要なのですが、

 

それらを繋げているのは

「神経」

です。

 

もし、この神経が酸欠を起こすと、
神経は機能低下を起こすので、

神経を介して脳に届く情報が
正しくない伝わり方をしてしまいます。

 

そうなると正しくない情報をもとに
脳は今自分が置かれている現状を
解釈をしなければならないので

 

選択される行動は
やはりふさわしくない行動として
現れてしまうことになります。

 

つまり、
脳が発達するにしても
体を器用に使いこなすにしても

脳や神経に酸素が十分に
届いているかどうか
重要だということです。

 

 

酸欠の要因は
いくつか考えられますが、

何と言っても
呼吸が根っこです!

 

発達の一番の土台は
「呼吸」
といっても過言ではないのです。

 

無料(タダ)だからといって
適当に呼吸をしていたら
その恩恵は受けられません。

もっと貪欲に
酸素を吸い込んで
二酸化炭素を吐き出しましょう!

 

私たちはそうやって貪欲に
酸素を求めて進化してきたのだから!

 

「個体発生は系統発生をなぞらえる」

脳の発達やシステムを見れば
酸素を追い求めた進化の過程を
再現しているのがよくわかります。

面白いですよね( ^^ )v

 

もっと呼吸について知りたい!
学びたい!という方は

ぜひ、1月21日(日)開催の
「家庭で出来る呼吸ケア講座」
にご参加ください(^ ^)

正直、呼吸について
ここまで学べる講座は
ないと思っています。

簡単に内容を紹介すると
・呼吸のしくみ
・脳と発達
・酸素を求めた魚から人への進化
・口呼吸と鼻呼吸の違い
・吸った酸素が発達にどう関わってくるの?
・体から呼吸への影響を知るワーク
・呼吸から体への影響を知るワーク
・呼吸力をUPさせるホームケア

などです。
ご興味がある方はこちらをご覧になってみてください!
https://24auto.biz/karadasien/registp/entryform16.htm

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

冨田

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