こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。
前回に引き続き炎症についてです。
慢性炎症を起こす要因は主に
・食事
・ストレス
・生活習慣
の3つが考えられます。
今回はこの中の「食事」についてお伝えします。
慢性炎症の大半は食事によって起こっています。
特に気をつけたいのが油と化学物質とアレルギー食物です。
1.油
世の中に出回っている加工食品、お惣菜、チェーン店で使われている油のほとんどがオメガ6系の油です。オメガ6系の油にはアラキドン酸といって炎症を起こしやすい物質が多く、現代人はオメガ6を過剰に摂りすぎているといわれています。そのため、体が炎症体質になっています。炎症体質になると、皮膚に湿疹やかゆみが出たり、アレルギー反応が起こりやすくなったりします。また、体のパフォーマンスは低下しますので、動くのがかったるい、すぐに座りたくなる、寝転がりたくなる、睡眠の室が下がるので、過眠するようになる、集中力が低下するといったことにまで影響をしてきます。
2.化学物質
食事でとりこまれる化学物質の中でも防腐剤や発色剤などの添加物や人工甘味料が炎症をまねきます。これらは化学物質なので、もともと生物が食べるためのものではありません。これらは腸内で炎症を引き起こします。また、細胞内で代謝の歯車のブレーキになったり、脳ホルモンの働きにも悪影響を及ぼします。
現代のスーパーに並んでいる加工食品のほとんどに使われています。
こうした化学物質は健康を害さないための基準値が決まっているのですが、それは1つの商品に対してだけです。Aという商品での基準値は守られていますが、それ以外の物、たとえばBという商品とCという商品に含まれている分を合算して摂った場合のことは何も考えられていません。極端に言えば「うちの商品は基準値内だよ!でもそれ以外を摂るのは消費者の責任だよね」ということです。
こうしたところから、知らないうちに微量とは言えない量の化学物質がとりこまれてしまうのです。また、残留農薬も化学物質になります。今の農薬は野菜の中に浸透してしまうので、完全に排除することは難しいのですが、それでも重曹などでよく洗うことをお勧めします。
3.アレルギー食物
アレルギーの中でも特に気をつけなければならないのが遅発性のアレルギーです。
アナフィラキシーのように、こういった食物アレルギーの反応が食べた直後から起こる物に対してはかなり気をつけるのですが、遅発性のアレルギーは食べた後、6~72時間後に出るので、今日食べた物の中に自分の体調を崩す物が含まれていたことに気づきもできないのです。
代表的なアレルギー食物は卵・小麦・そば・落花生といった一般的なアレルギー食物と同じです。直後に出ないので、遅発性アレルギー検査というのを受けるとわかります。
過去には小麦の遅発性アレルギーがわかって小麦を止めただけで不眠症が改善したという患者さんもいました。
人の身体を作る材料はほとんど食べ物から出来ている事を考えれば、食事がいかに重要かがおわかり頂けると思います。
次回はストレスについてお伝えします。
最後までお読みくださりありがとうございました!