意外と難しい呼吸の取り組み

今回は

「意外と難しい呼吸の取り組み」

というテーマで
お伝えしたいと思います。

呼吸の取り組みというと

浮かぶのが
「深呼吸」
だと思います。

確かに深呼吸は有効な
呼吸のアプローチです!

ストレスや不安感を感じるのは
主に大脳辺縁系というところで
感じています。

深呼吸をすると

副交感神経の
「孤束核」
というところに
その信号が届きます。

そうすると、

辺縁系で感じていた
ストレスや不安に抑制が
かかるようになっているのです。

 

そのため、
深呼吸ができるお子さんに対しては
とても有効ですが、

 

発達の課題を抱えるお子さんたちは
そもそも深呼吸が難しいんです!

 

呼吸は肺が勝手に空気を
取り込んでいるのではなく

横隔膜や
肋間筋など

胸まわりの
筋肉が働くことで
可能になります。

 

発達の課題を抱える
お子さんたちは

原始反射の残存
があることが多く

筋肉が緊張しやすいんです。

 

簡単にいうと
自分の筋肉なのに
コントロールが
難しいということです。

 

 

僕たち大人が当たり前に
行なっている深呼吸は

体を思い通りに
使えるようになってから
行えるものなのです。

 

横隔膜や肋間筋が
緊張してうまく使えないお子さんは

深呼吸に限らず

普段の無意識の呼吸でも
浅くなったり
止まったりしています。

これまで呼吸の重要性について
お伝えしてきているので

こうした状態が
そのまま放置されていると

 

慢性的な酸欠状態に
なって

必要なところに
エネルギーが回らないことが
想像できると思います。

 

「呼吸に対する取り組み」は
これさえやっておけば良いという
ことではなく

・原始反射へのアプローチ
・感覚統合
・口まわりの発達
・目の使い方
・栄養素のアプローチ

など

総合的に取り組んでいく
必要がありますが、

僕がずっとなんとかしたいと
思っていたのが

呼吸の土台です。

つまり

当たり前に吸って

当たり前に吐くという

普段の無意識の呼吸を
しっかりとできるようにするために
ホームケアを考えてきました。

 

その中の一つは

1回5分程度で
誰にでも簡単にできて

効果も実感できて

副反応のようなことは
一切起こらない
安心安全なやり方になっています。

 

来年1月に
この呼吸の土台を
育てるホームケアと
呼吸についての重要性を
学んでいただくための

勉強会を
開きたいと思います。

お子さんのホームワークとして
ぜひ実践していただきたい内容です。

ご興味がある方は
こちらをご覧になってみてください。
https://24auto.biz/karadasien/registp/entryform16.htm

必要な方に届きますように!

今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます!

冨田

 

次回は

「呼吸と脳の発達について」
(↑クリックすると記事へジャンプします)
お伝えします。

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