前回、
計画停電なんてまさに、自律神経からくる腰痛のようなものですよね。
と書いたら
「あれはどーゆー意味ですか?」
というご質問を多数いただいたので、
今回はそれについてご説明していきたいと思います。
計画停電は震災後に原発の稼働を制限したために
電力の需要と供給のバランスを保つため
強制的に停電にすることによって
電力不足による首都圏の機能マヒを
回避しようとしたわけですが(ということになってますが・・)
自律神経失調症やうつにとても似ています。
人の身体も同じで体力の使用量、
疲労と回復のバランスがとても重要です。
この場合の体力というのは
単に10km走れるとか、50kgのバーベルを持ち上げるとか
夜寝ないで仕事するといったものだけではなく、
治癒力、免疫力、調整力、そして精神力を含めた
総合的な意味での体力です。
私たちは日々の生活の中でこの体力を消耗しています。
そして体力は寝ないと回復しません。
運動したり荷物を運んだり、肉体的な疲労が主の時もあれば
病気をして寝込んで免疫力や治癒力を主に使う時もあれば、
暖かい部屋から寒い外に出たりする時は調整力を使います。
そして緊張したりストレスとなるような出来事が起これば精神力を使います。
だから具合が悪い時には
安静にして肉体的な使用量を抑えなければ
治癒力が主で働かないため、
病気はなかなか回復していきません。
これは腰痛などでも一緒です。
体力の使用量が多い人は
感覚が少し麻痺している人が多いよう思います。
年中無休の母親業、主婦業や
お仕事が忙しい方などは
睡眠時間が少なく
肉体的疲労は大きいうえに
家族、パートナー、友人、上司や同僚との人間関係で
精神的なストレスも重なり、
だんだん感覚がマヒしていきます。
自分が疲れていることに気づけません。
気づかないのは大脳新皮質と呼ばれる
理屈などを考える部分なのですが
本能の脳幹の方では、この状態が続くと
身体が危ないということに気づいているんですね。
そうなると“理”の部分では気づけない為
痛みや症状として身体にSOSサインを出してきます。
それが自律神経からくる腰痛だったり
不眠や胃腸障害などの自律神経症状だったりするのです。
疲労(需要)と回復(供給)のバランスが崩れ体力(電力)がなくなり
うつや大きな病気(首都圏の機能マヒ)になる前に
腰痛の時点で活動に制限(計画停電)を与え
体力回復(節電)をしっかり図りましょう
ということなのです。
たくさん笑ったり、感動の涙を流すというのも
副交感神経の働きを高め
回復力や免疫力を高めてくれます。
さしあたり太陽光発電といったところでしょうか(*^_^*)
なかなか改善のみられない腰痛や肩こり・
不眠・食欲不振・アゴの痛みや違和感・頭痛
は自律神経失調症かもしれません。
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