あれから5年

夢だけは

 壊せなかった
 
 大震災

この俳句は
宮城県女川町の中学生が
震災後に書いた俳句です。

この俳句は宮城県女川町で
スローガンのように
人々を勇気づけたそうです。

3.11東北大震災から5年

被災地復興や原発の再稼働など
まだまだ問題は山積みですし

安心安全に関する情報は
色々と飛び交っています

何が本当で
何が正しいのか
私にはわかりませんが

あの日、スーパーから
食べ物や水が消え

ガソリンスタンドから
ガソリンが消え

テレビからは笑いが消え

これまで当たり前のように
望めば手に入ることが

当たり前でなくなったわけで

今となっては
またそれが当たり前のように
手に入るようになって

だんだんと
のど元過ぎて熱さを忘れる
感覚になっているような
自分もいたりして

寒ければエアコンが使え
暗ければ電気がつけられるのは

電気を作って供給してくれる
人がいるからだし

パンが食べたいと思って
買いに行ったら

当たり前のようにパンがあるのも
パンを作ってくれる人がいるからで

道路があるのも

水やガスが届くのも

普段は渋滞の原因といって
煙たがられながらも

道路工事をしてくれている
人がいるからで

いろいろ立場を変えれば
賛否両論あるけど

それでもやっぱり
そういう人達がいるから
「当たり前」が手に入ってくるし
その恩恵も受けられている

だから

何かを批判する前に
まずは感謝かなぁって
つくづく思う。

こんな俳句もありました

 ただいまと

 聞きたい声が

 聞こえない

これも中学生の俳句です。

どんな思いでこの句を
書いたのでしょうね。

幸いなことに
私の周りでは大きな被害に
あわれた方はいませんでしたが

被災地では当たり前のことが
当たり前でなくなる怖さ
悲しさ、辛さ、大変さを
たくさんの人が経験されました。

こんな俳句を聞くと

今ある現実が
当たり前ではなく
奇跡に近いのかも・・・

そう考えると

ちょっと周りに
苦手な人がいる

ちょっと恥ずかしい
思いしちゃった

ちょっと親に
言いたいことが
言えてない

そのくらいはまだまだ
「幸せなこと」
なのかもしれない

3月11日

被災地の
復興を心から祈りつつ

自分たちがいかに
恵まれているか再確認して

今ここにいることに
感謝する日だと思ってます。

冨田公央

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