脳科学者として有名な茂木健一郎先生が面白い話をされてたので、少しご紹介させていただこうと思います。
茂木先生は幼い頃から授業は全く聞いてなかったのに学業は飛び抜けて優秀だったそうですが、おとなしくじっと座っているのが苦手だったり、よく宿題を忘れて、教室の後ろで座らされたりという事があったそうで、しかも後ろに座らされているというのに、その場で粘土消しゴムで遊び始めてしまい、余計に怒られる…という幼少期を送っていたそうです。
当時は「発達障害」という言葉が一般的にあまり知られていなかった時代でしたが、今であれば、就学前相談が必要な、いわゆるグレーゾーンだった…とご本人が話しておられました。やはり、天才ゆえに能力の配分が均等ではなく、ある部分で突き抜けていると、他の能力はそこそこ…という事が起こっているのでしょうか。
相対性理論で有名なアインシュタインも5歳までほとんど話せなかったそうですし、大人になっても奇行は多かったといいます。世の中で大きな事を成し遂げるような人ほど、どこか規格外な人が多いというのもそうゆうことなんだろうと思いました。
この記事は対談形式で医師の方との対談だったのですが、すごく良いお話をされてました。
もし発達に偏りがあっても、他の能力でカバー出来ていれば、障害ではないと… また、困ってないなら医療機関を受診する必要もない…という言葉です。
私はこの話にすごく考えさせられました。ともすればこうした診断をくだされた時、親御さんが心配のあまり、先回りして出来ることがないかと様々な手を打たれたり…と動いてしまいがちですが、一番大事なのは本人が困っているかどうかですよね? 少し前の記事でしたが、良いお話を聞けたなぁ…と思いました。
アシスト整体院 鈴木