睡眠時間は充分以上に摂ってるのに、何故か、すっきりせず、眠い、寝足りなくて、これだけ寝てもまた眠くなってしまう… という事はありませんか?
極限まで疲れた日の翌日とかであれば、まだいいのですが、それが何日も続いているようですと話が変わってきます。
それは「過眠症」といって、一見、眠れているから問題がないと思われがちですが、立派な睡眠障害の一種なんです。睡眠障害は睡眠が上手く摂れないケースはすぐに気づくのですが、睡眠時間が足りているだけに見過ごされることがあります。
「過眠」は一般的に他の病気の影響がなければ、睡眠リズムの乱れや、睡眠の質の悪さが原因とされていますが、根本的には自律神経の乱れが関与していると思います。自律神経を乱れさせる何らかのストレスがあって、深い睡眠が得られないのですね。眠りが浅いということは睡眠の質が悪いと考えられますが、その睡眠の質の悪さを量で補おうとしているのです。
自律神経を乱れさせるストレスには、心因的な要素や環境的な要素、そして身体の構造的な要素など様々ありますが、それらのストレスが深いリラックスを妨げているんですね。言ってみれば少し緊張したまま眠ってるようなものなので、睡眠が浅くなってしまい、いくら寝ても回復せず、すっきりしないのです。
1日3時間の睡眠がベストだという、いわゆるショートスリーパーのような人もいますし、多少の個人差はあると思いますが、目安としては10時間以上の睡眠が2週間以上続いていたりする場合は少し過眠を疑ってみるべきかもしれません。
アシスト整体院 鈴木