こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。
よく、「どれくらいで良くなりますか?」というご質問をいただきます。
自分がパニック障害で悩んでいれば当然の疑問だと思います。
今回はパニック障害の方が「どれくらいで良くなるのか?」についてお伝えします。
早速ですが、どれくらいで良くなるのか?についての答えは「人によって違う」です。
風邪やインフルエンザのように原因がウィルスの侵入というシンプルであれば、免疫がウィルスを抑え込んだら終了ですので、一般的には2日〜1週間程度という目安が立ちやすいですが、
自律神経の不調の多くは単一の原因で起こっているわけではありません。
様々なストレスの蓄積と、エネルギーの低下が一定量を超えると身体化といって何らかの不調として現れてきます。
もちろんどんなに元気な人でも、急に自分を否定するようなきついことを言う人が現れたり、急に敵意を向けられたり、昨日まで普通に話していた人たちが突然無視をしてきたりすれば、自律神経は「戦うか逃げるか」のサバイバルモードにスイッチが入り、一気に身体反応が起こることもあります。
ただ、このような明確に大きなストレスがなくてもパニック発作をはじめとする自律神経の不調は起こってしまうのです。
ストレス要因には
精神的ストレス:対人関係や喪失感、自分自身の欲求が満たされない
身体的ストレス:姿勢の悪さや疲労感、体の歪み・痛み、筋肉の過緊張など
環境的ストレス:温度湿度、臭い、騒音、人工光、電磁波など
化学的ストレス:農薬、排気ガス、PM2.5など化学物質によるもの
生物的ストレス:細菌、カビ、寄生虫、ウィルスなど病原性生物によるもの
の5つがあり、全ての総和量が自分のストレスの許容量を超えた時に症状として現れます。
どれか一つでも許容量を超えるような大きなストレスがかかっても不調は起こるし、一つ一つは小さくても積み重なって許容量を超えてしまうケースもあります。
厄介なのはスマホによる人工光や電磁波の浴びすぎや、カップラーメンやアルコール、カフェインといった化学物質によるストレスのように、本人にとってはストレスとして認識されにくいどころか、報酬になっているものがあり、それらは排除が難しいということです。
また、湿気や気温、気圧は自分ではどうすることもできなところでもあります。こうしたところで影響するのが「エネルギー量」になります。
エネルギー量が大きければ大きいほど、ストレス耐性も強くなりますが、エネルギーは有限ですので、ストレス要因が放置されたままだと、だんだんエネルギーも削られていき、ストレスに打ち勝つことが難しくなっていきます。
これは風邪やインフルエンザでも同じです。すぐに回復する人もいれば、10日くらいかかる人もいます。中には咳だけが1ヶ月以上も止まらないという人もいます。これらはエネルギーが低かったり、頸椎や胸椎が悪いなど、ウィルス以外にも要因があるからです。
さらに持って生まれた体質や性格(脳の特性)も関係してきます。
もともと炎症体質の人もいれば、代謝の高い人、低い人もいるし、免疫の強い人、弱い人もいます。
不安傾向が強い性格の人は、他者の些細な表情や言葉を気にしてしまったり、ちょっとした症状でもすぐに最悪なことを考えてしまい、その考えること自体がさらなるストレスになってしまうことがあります。
一方で良い意味で鈍感というか、あまり他人の反応を気にしない、ちょっとくらいの痛みや不調はなんとも思わないという人もいます。
それらに加えて、その人が生活している背景によってエネルギーの消費量も違ってきます。ここでいうエネルギーとは体力、精神力、回復力、調整力、免疫力、時間、お金全てを含めた意味です。
家族に小さなお子さんがいる、介護の必要な人がいるだけでも、自分のこと以外に使うエネルギーが多くなるし、そのこと自体でベースのストレスが増えていきます。
職場における人間関係や、ポジション、収入などもかなり影響してきますし、誰かに愚痴をこぼせる環境にあるか、自分の胸の内を聴いてもらえる人がいるかというのもストレスマネジメントにおいて大きな要素になります。
そもそも自分が本当にやりたいことができているかというのもエネルギーの消費や体の症状に大きな影響を与えています。
つまり、その人自身の
・持って生まれた体質や性格
・エネルギー量
・環境
・そしてストレス
これらが複雑に絡み合って今の症状は作られているので、個体特性も環境も違うAさんとBさんが同じことをして同じように回復するか?と聴かれたら、当然ですが、同じようには回復していくわけではないことはご理解いただけるかと思います。
それでもパニック障害の方が数多くご来院頂いている当院では、ある程度の平均は持っています。
職場復帰に平均2〜3ヶ月、症状が全く出なくなるのに平均4〜5ヶ月となっています。
もちろんもっと早く回復されている方もいます。
それでも、これを長いと感じる方は、もっと早く改善させてくれるところを探されてみると良いかと思います。
パニック障害は人によっては年単位で悩まれていることもあり、ずっとお薬を飲み続けることで、さらなる問題を抱えていくケースも多々見てきました。
一生パニック発作に怯えて過ごすのか?しっかりと体の根本的な機能を回復させて、行きたい時に行きたい場所にけて、やりたいときにやりたいことができる体を取り戻すか?という闘いだと思っています。
一時的な症状の抑制ではなく根本的な体質改善を目指したい方はお気軽にご相談ください!
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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。






