前回、保険治療で良くならない腰痛の方は
特に何したわけでもないのに足首が痛くなって
いつまで経っても良くならないの
と同じだという話をしました。
どういうことか?
保険治療は組織損傷が原因のものを対象とする
という話を前回しましたが
腰痛の場合、腰の筋肉または椎間関節の靭帯や
軟部組織の損傷が果たしてどの程度あるのでしょうか?
もし、それ(組織損傷)だけが原因であるとすれば
それはいずれ治っていきます。
でも、不思議なことに通常治る、もしくは
いい加減痛みが軽減してもおかしくない期間を
経過しているにも関わらず
なんら変化が見られていない方が多い。
また、組織損傷が主であったとするなら
損傷部位に負荷や動揺が生じれば
かなりの痛みが出るはずです。
しかし腰痛の方の主訴に多いのは
朝起きた時は痛いけど昼ぐらいになると
だんだん痛みがなくなってくる。
または
普段は特にひねっても反らしても
これといって痛くないんだけど、
同じ姿勢で長くいると
だんだん痛くなってくる
こういう方が珍しくありません。
不思議ですよね。
骨折や捻挫の経験がおありの方は
わかるかと思いますが
損傷部に負荷がかかるような特定の動作をすると
朝夕関係なく、いつ何時でも
ものすごい痛みが走ったと思います。
・時間帯で痛みが増えたり消えたりする
・大きな動きより静的動作の方が痛む
なんてことはなかったと思います。
つまり組織に損傷はない、
または損傷があったとしても
それ以外の大きな因子が他にある
ということが考えられます。
その因子となりうるのが
骨盤・背骨の歪み
筋・関節の異常
心因性や自律神経によるもの
であると、当院では考えます。
そしてこれら全てに言えるのが
日常生活環境・姿勢が影響している
ということです。
長くなったので次回に続く
オスグッド・シンスプリント・腰痛
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