こんにちは。カラダ支援アシスト整体院です。
今回は「健康に生きるための8ヶ条」の中にもあった「体温を上げる」についてお伝えします。
突然ですが、あなたは自分の体温がどれくらいか把握していますか?
10〜50代の日本人の平均体温は36.89度と言われています。
しかしながら、当院に来る患者さんの体温は35度台と低い人が多いです。
免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃。そこから体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がり、逆に1℃下がると免疫力が30%下がるといわれています。
35℃前後がウィルスもがん細胞も活動しやすい温度と言われています。
だから風邪やインフルエンザで高熱が出るのは当然の反応で、解熱剤などを容易に使うことは免疫力を低下させることになるのです。
体温が低いということは
・血流が悪い
・代謝が悪い
・熱を作る機能が弱い
の3つが考えられます。血液は酸素や栄養素を送るので、血流が悪くなると細胞に必要な酸素や栄養素が届かなくなるので、細胞の代謝が下がってしまいます。代謝に関しては持って生まれた代謝システムの強弱もありますが、環境の中で代謝の歯車を止めてしまうような要因が多くなっていることも考えられます。熱を作る機能としては、筋肉の量が多いか?適度な運動をしているか?が重要です。また、甲状腺ホルモンの機能低下があると代謝が下がってきます。甲状腺ホルモンを刺激するホルモンは視床下部から出るので、脳の状態も重要です。
体温を上げて免疫力をUPさせるためには筋肉をつけることと、腸内環境を良くすることです。腸の炎症は気づかないレベルでレベルで起こっていることが多く、その炎症が脳のシステムエラーを引き起こします。脳が正しく働かなければ、甲状腺の機能にも影響が出ることが考えれます。小麦、乳製品、白い砂糖の摂取を控え、生キャベツを積極的に食べるようにしましょう。
また、体温を下げることをしないことも大事です。
例えば、生姜や根菜類は体温を上げる食べ物ですが、コーヒーや夏野菜は体温を下げる効果があるので、秋から冬にかけては摂取量に気をつける必要があります。体温は免疫力にとても大きな影響を与えますので、体温が35度台の人は今日からでも意識して体温を上げる取り組みを始めてみてください!