塩と氣③

引き続き、「塩と氣」についてです

塩が奪われた背景

戦後、日本はアメリカのGHQによって統治されます。GHQは日本人の強くて高い精神力と霊性がどこにあるのかを徹底的に調べます。その結果、お米とお塩を奪うことにしました。(それ以外にもありますが)

お米を減反させて小麦を輸入させ、130万t消費していたお米を30万t減らすように圧力をかけ、さらに小麦を輸入させるだけでなく、30万tしっかりと消費させろと言ってきたため、給食に小麦食品を多く入れることでアメリカの難題をクリアしたのです。

そして塩を「天然塩」からイオン膜製造で作られた塩化ナトリウム99%のほぼミネラルのない「食卓塩」に変えさせたのです。

敗戦国や植民地の奴隷が「塩抜き」という目に合うことは実は珍しく無いのだそうです。塩を抜かれると人は氣力が低下し、やる氣、意欲がなくなり、不安が強くなったり、活動力低下するのだそうです。

ミネラルの作用を知っていれば当然の結果ですよね。

よく高血圧は塩分摂り過ぎが原因だと言われていますが、それは食卓塩だからこその話なんです。

本来の天然塩にはナトリウム以外にマグネシウムなど塩分を摂ってもバランスを調整してくれるミネラルが豊富に含まれています。

こうした塩の持つ大きな作用を知って、日本人が二度と逆らわないように塩からミネラルを抜いてやる氣や意欲を少しずつ弱体化させてきたのです。1971年から1997年に法律が改正され、塩の販売が自由化されるまでの26年間も、塩化ナトリウムしか摂り入れることができなかった民族は日本人だけです。

残念ながら1997年以降も自ら氣づいて塩を変えている人、家庭でない限りはその後も99%塩化ナトリウムを摂り続けているのが現状です。醤油の原料は大豆、小麦、塩ですが、スーパーのほとんどの醤油の原料が食塩=99%塩化ナトリウムのままです。

醤油だけではありません。加工食品、外食、お弁当、レトルト、冷凍食品、マヨネーズやドレッシングなども全て食塩のままです。

私たち日本人のほとんどが気づかないうちに「塩抜きの刑」を実行されたままなのです。

これはアメリカだけが悪い訳ではありません。すでに自由化されているのにも関わらず、低コストで使えるからという理由だけで食塩のまま使っている企業も悪ですし、そうしたことに意識を向けずに安ければ良いという考え方の私たち消費者にも問題があります。

今回は対策は特にありません!

塩が人に与える影響を知った上で、なぜ食塩が作られたのか?その背景知っていただき、生活習慣を変えるだけです。

 

人に限らず、すべての生物は海から始まっています。

塩は海水から作られ、動物性でも植物性でもない不思議な存在です。

生命は塩とともに進化してきたので、塩は生命活動に欠かせないものであると同時に「環境」でもあるのです。

お清めの塩や盛り塩のように空間を浄化させるというのは「氣枯れ」の状態を払って、私たちにとって居心地の良い環境にするということなのかもしれません。

日本は海に囲まれた島国です。どの地域にも素晴らしいお塩がたくさんあります。

今一度、塩について見直してみてください。

 

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