こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。
ここ数回、ストレス反応についてお伝えしています。
その中でストレス環境が長期化してしまうとストレスホルモンはやがて枯れてしまうという話をしました。
長期化しやすいストレッサーとして代表的なのが対人関係の問題です。
例えば
パワハラ上司
モラハラ夫
陰口や無視をしてくるクラスメイト
などなど
こうした人たちの言動に対してストレスが起こっているとしたら、自力でこのストレッサーを軽減させることは非常に難しいことです。
このような対人の問題は、その人たちに対する対処方法または対処能力が身についていなければ、当然身体は様々な反応を繰り返してやがて衰弱していきます。
前回のブログで書いたようにストレス反応は3段階あって、出来るだけ第3段階まで行かずに済ませたいのですが、そのためにはストレッサーの環境が長期化しないことが重要です。
しかしながら
他人と過去は変えられない
という言葉があるように、ストレス環境の増減が「他者次第」というのは非常に危ういです。
ではどうしたら良いのか?
一つは対処能力を上げて対処方法の選択肢を複数持つことです。
パワハラ上司、モラハラ夫、陰口を言うクラスメイトに対して、戦う、反撃するという力、スキルを身につけていくことが必要になります。
これは何も暴力的な解決だけではありません。
会社にコンプライアンス室があるならそこを利用して上司に指導を入れてもらうとか、弁護士を雇うというのも一つの手段としてありだと思います。クラスメイトなら先生や学校長、場合によっては相手の保護者さえも巻き込んででも対応してもらうことも大事です!
様々な角度から、とにかくその人たちの関わりは自分にとって「NO」であるということをしっかりと示すことです。
当然、それでも変わらないかもしれません。
その時にはそこはもうあなたがいるべき環境ではないということです。
さっさと見切りをつけて離れること!
多くはその決断が遅れて体調不良が悪化していきます。
くだらない人間関係のために人生の大半を闘病に費やすような生き方はもったいないです。
人生において自分の身体と健康ほど大事なことはないのですから!
今回は対人関係のストレッサーについてお話しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。







