夏休み明けの行きしぶり

こんにちは。

カラダ支援アシスト整体院です。
夏休みが明けて新学期が始まると学校に行きたがらないお子さんが出てきます。

夏休みに限らず、やお正月、GWなど長期の連休明けに学校に行きたがらなくなるお子さんたちの背景には3つの要因が考えられます。

・生活リズムの乱れ
・デジタルデバイス
・学校生活にストレスがある

1つ目は「生活リズムの乱れ」についてです。夏休みはどうしても夜遅くまで起きてしまいがちですし、当然朝も遅くなります。私たちのカラダは時間帯によって活動量が違うため、それぞれの時間帯、カラダの使い方に応じたホルモンが出ています。ホルモンは朝起きて夜眠るというサイクルを作るのに役立っています。生活サイクルが乱れてくるとホルモンの分泌も乱れ、当たり前のように夜寝て朝起きるということが難しくなってしまいます。

2つ目は「デジタルデバイスの使い過ぎ」つまりSNSやゲームやouTubeの見過ぎです。
目から入るデジタルデバイスの人工光は活性酸素を発生させることがわかっています。さらに人工光は脳幹に届くと交感神経が優位になってしまいます。またドーパミンが過剰に出ることで結果的にノルアドレナリンが増え、不安感やイライラが出やすくなります。こうした状態が夜に眠気を起こすのを邪魔してしまい、朝起きれなくなってズルズル休みがちになっていくのです。

3つ目はそもそも「学校生活に大きなストレスがある」ケースです。
学校での人間関係や学習の困難さなどで、学校に行くこと自体がストレスになってしまうことも珍しくありません。
そうなると体は不調を作って学校に行かなくても良くなるための理由を作ります。朝になるとお腹が痛くなる、頭が痛くなる、夜になると寝られなくなる、などの身体症状が出るケースもあれば、行きしぶりなどの行動化になることもあります。

お子さんたちの不調は体の声でもあります。ただ学校に行かせれば良いということではなく、お子さんの内側で何が起きているのか?をみてあげるようにしてくださいね。」

 

 

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