自律神経失調症の患者さんの中には
頭や顔にばかり汗をかいてしまうという
悩みを抱えた方がいらっしゃいます。
夏でもないのに朝起きたら枕元がぐっしょりなんてことも。
更年期障害や甲状腺などに異常がないのに
頭や顔に汗をかいてしまう
これについては色々と言われていますが・・
自律心体療法としては
“上気” というものが大きな影響を与えていると考えています。
一般的な上気とは頭に血が上った状態や
我を忘れた状態などをを言いますが、
ここで言う“上気”は少し違って
血液だけでなく気血が頭に集中した状態と考えます。
これは理屈っぽいタイプの人ほど起こりやすいのです。
頭の中で色々考え過ぎてしまう人は
常に何かを考えてしまいます。
楽しい出来事を考えていれば
身体はリラックスするので問題ありませんが
お仕事のことや、お金、数字の計算
あとはネガティブなことなどばかり考えている人は
脳がエネルギーを消費するため気と血を必要として
そこに集中するクセがついてしまいます。
当然エネルギーの集まる場所には発熱が起こります。
気とかエネルギーというと胡散臭く感じる人もいるので
生理学的に説明すると
脳が働くためには
脳に栄養をたくさん送らなければならない。
その栄養は血液が運ぶために
脳に血液が集まり温度は上昇する。
上がった温度を下げるには
熱を放出しなければならないため、
汗をかいて放出するということになります。
では、自律心体療法では何をするか?
は次回につづく
なかなか改善のみられない腰痛や肩こり・
不眠・食欲不振・アゴの痛みや違和感・頭痛
は自律神経失調症かもしれません。
からだ支援 アシスト接骨院には
自律神経失調症専門の整体があります。
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