女の子の発達障害は男の子より気づかれにくい?という内容の記事がありました。
例えばADHD(注意欠陥・多動性障害)は不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動する)という特性があります。
その中でも不注意優勢型と多動・衝動優勢型に症状が偏ることが多いのですが、女の子は不注意型が多いとされています。
少し行動が乱暴であったり、ダイナミックになりがちな多動・衝動型であれば、周囲から目立ちやすいのですが、不注意型はうっかりやおっちょこちょい で済まされてしまう場面があるので気づかれにくい・・・という理論だと思います。
しかし発達障害は男の子に多いというのが今までの定説でしたが、近年の研究では男女比に大きな差は見られないという説が有力になりつつあります。
女の子は少々やんちゃでも個性と捉えてもらえる男の子に比べると、女の子なんだから大人しくしなさい・・とある意味では厳しくしつけられるようなケースが多い気がします。
なにが悪いのか理解できないまま、強く叱られ続けると、納得していないまま、我慢を強いられる日々が続くので、自分に自信がなかったり、悩んで気に病むというような二次障害につながってしまう事があります。そこは親御さんやご家族など周囲の理解とサポートで防いであげたいですね。