ついこの間、新年度を迎えたと思ったら、もう5月なんですね。。。 新入生のみなさんはもう学校や部活には慣れましたか? スポーツをやっている新1年生は心身ともに、今が疲労のピークかもしれませんね。練習についていくのが辛くて、「辞めたい・・・」なんて思っている人もいるのではないでしょうか。でも今のとってもツライ ”ここ” を乗り切ると一気に慣れてきて自信がついたりするから不思議なものです。
さて、この時期に起こりやすい症状といえば何でしょう?
答えは・・・ スポーツ障害です!
何故なら、小学校から中学校、中学校から高校、高校から大学へと進学した時に、一般的には上のカテゴリーに行くほどに練習はハードになっていくはずです。要は今の練習量に対して身体がついていけないからです。まして受験などを挟んでいると身体をほとんど動かさない期間があったりするので余計に鈍っていたりしますよね。
そして、スポーツ障害というのは、筋力の不足や関節の可動制限などの影響で身体の使いグセがある中で、オーバーワークした結果、負担が掛かっている部位に起こります。それが足であればオスグッド、シンスプリント、足底筋膜炎などを発症し、腕であれば野球肩、野球肘、テニス肘…といった具合でどこに起こっても不思議ではないのです。また、スポーツ障害はやっかいな事に例えば膝が痛くても、原因が全て膝にあるとは限りません。これがスポーツ障害がなかなか良くならない理由だと私は思います。いわゆる患部(痛い身体の部位)しか診ないところが多いのです。実際、当院でも患部とは離れた一見、無関係の部位を調整することで、痛みが大幅に減少することは少なくありません。やっぱり身体はつながっているんだなぁ…ということに気づかされますね。