少し前から「無糖の炭酸水」がブームですよね。水ではちょっと物足りないが、炭酸ジュースだと糖分が気になったり、甘すぎてさっぱりしない・・・という方が増えてきたのか、このところスーパーや小売店などに行っても、販売スペースがじわじわと増えてきて、銘柄や味の種類もバリエーションが豊富で選べるようになってきました。一般的にも健康的な清涼飲料水というイメージではないでしょうか。
確かに果糖や人工甘味料などの添加物はあまり入ってはいませんし、甘い炭酸ジュースよりは間違いなくヘルシーだと思いますが、炭酸水は本当に健康的な飲料なのでしょうか?
実は炭酸水にもデメリットがあって、手放しでオススメは出来ません。もちろん添加物を使っていないものなら、身体に悪い成分は入っていませんが、飲み過ぎれば、それなりに弊害が出ることがあります。過度の摂取で消化器に負担が掛かり、胃酸が逆流しやすくなるため逆流性食道炎のような症状になりやすいのと、歯のエナメル質を傷つけてしまうので、虫歯の原因になってしまいます。
何を隠そう、私も炭酸水は身体に良く、さっぱりして最高だと、一時期、正に水代わりにして飲んでいましたが、お腹が張る感じや胃液が上がってくる感じに悩まされたりと、しっかり身をもって体感しております。
気分転換に1~2杯飲む分にはほとんど問題ないと思いますが、水代わりに炭酸水をガブガブ飲んでしまうのは注意が必要です。それとストローを使って飲むと歯への影響は最小限に抑えられるようです、ご参考までに。