セロトニン活性を受けたのに全然良くならない②

こんにちは
カラダ支援アシスト整体院です。

前回に続き「セロトニン活性を受けたのに全然良くならない」という内容についてです。

主訴が動機やパニック・胃痛などで、その原因がパワハラ上司、モラハラ夫、陰口や無視をしてくるクラスメイトなど対人関係で生じている場合、こうした症状が解決解消に向かうためには段階が必要で、まずは不規則に襲ってくる症状を無くすことが最優先だとお伝えしました。

適切な取り組みをしていけば、こうした状態から少しずつ回復していけます!

しかし、いざ職場や学校に復帰するという時に起こるのが、

仕事に行って上司の威圧的な言葉や自分を嫌っていることをむき出しの表情をされたらまた動機がしてきた。

学校に行ったらいつものメンバーがやっぱり無視してきたり、聞こえるか聞こえないくらいの声でこっちを見ながらヒソヒソ話をしていたのを見て腹痛がでてきた。

と言って、「セロトニン活性を受けているのに全然良くならない」という結論になってしまうのです。

ストレスというのはもともと「生命の危機」と感じた時に起こる反応なんです。

 

例えば空腹のトラが目の前にいたら、生命の危機ですよね。
どんなに健康な人でも心拍上昇、血圧上昇、呼吸の乱れ、筋緊張、胃腸運動の低下、血管収縮、瞳孔散大が起こります。

これは異常ではなく極めて正常な反応です!

つまり動機やパニック、腹痛のような身体症状が起こって当然なのです。

現代社会のストレッサーはトラではなく対人関係が多いので、特定の人の前に行けばトラの前にいるのと同じ身体反応が起こるわけです。

じゃあ、トラの前に行ってもこうした反応が起こらなくなるためにはどうすれば良いのか?

せめて猟銃くらいは持っておきたいですよね。それでもやっぱり命がけですので、心拍は上がるでしょう。
全く動じないレベルになるとしたら、トラに対して子猫を相手にするくらいの能力を身につけるしかありません!

つまりパワハラ上司や意地悪クラスメイトが仕掛けてくるあらゆる行動に、余裕で対処できるくらい絶対的な能力、スキルを身につけることでしか、その反応を出さないようになる方法はありません。

なんども言いますが、トラの前にいけば身体反応が起こるのは全くもって正常な反応です。
つまり体調を崩す前の能力のまま復帰すれば当然ですが、ストレッサーとなる人の前に行けば身体反応は起こるのです。

そしてそれは病気や異常ではなく正常な反応なのです。

それが出なくなることを治ることとするなら、その対処能力を身につけるためにかなりの取り組みが必要になります。

ここのゴール設定で誤解されてしまうと「施術を受けても全然良くならない」ということになってしまいます。

前回の記事で書いたように、自宅にいても不規則に動機が起こったり、心拍が上がったり腹痛がおきてしまうというのであれば、それは異常だし、それは治すべきだし、回復させることは可能です!

ただ、当院ができるのはそこまでです。

逆に、万が一それをゼロにできるという人がいたらノーベル賞モノですので、僕も受けてみたいです!

長くなったので次回に続きます

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