「コロナうつ」を考える 前編

「コロナうつ」という言葉を聞いたことがありますか?

このコロナ禍のストレスで、うつや適応障害などが増えていると言われていますが、実際、施術の現場でもそんな印象があります。自律神経を乱れさせるストレスの正体がコロナの影響をモロに受けているものが多いのです。

例えば飲食業に携わる方などはそれこそ感染予防対策や在庫や仕入れなどの問題、出勤やシフト、営業時間の変更など、実務も考えなくてはいけない事も増え、またいつ緊急事態宣言が発令されてしまうのか?営業は続けられるのか?など漠然とした不安を抱えたまま過ごしています。

サラリーマンであれば、リモートワークになったと思ったら、宣言が解除されて、また平常の出社になったり、安定した生活が送れず、リズムが狂いがちです。リモートワークになればなったで、旦那さんが一日中在宅しているものだから、奥さんも3食用意しなくてはならなかったり、常に顔を突き合わせている事自体がストレスになったり、ご家族に影響することもあります。

自律神経が乱れる一番の原因は「長期間ストレスを受け続けること」ですので、コロナ禍で行動が色々と制限をされることや、仕事面で影響が出て、経済的な不安を抱えること、そしてコロナ収束の出口が見えないこと。そのようなストレス下に1年以上置かれているのに、そのストレスを発散出来る機会が目に見えて減っているのですから、何かしら身体の不調が出てきてもおかしくはないのです。

長くなりましたので次回に続きます。

 

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