こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。
前回は熱中症についてお伝えしますした。
今回は「湿度が高いと熱中症になりやすい理由」についてお伝えします。
暑いと汗をかきます。これは、かいた汗が蒸発することで熱を放散させて体温が上がり過ぎないように調節しています。
体が熱くなると、脳の一部である視床下部というところで「体温が上がってきた」と感知します。その情報を受け取ると、自律神経系の一つ、交感神経が活性化されます。(交感神経には汗の分泌を促す働きがあります。)
しかし、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるので、体温が下がりづらくなり、体内に温度がこもってしまいます。
高温時に放熱がうまく行えないことで結果的に熱中症になってしまうのです。
そのため自律神経の働きが低下している人は汗を異常にかきすぎるケースもあれば、反対にうまく汗がかけずに放熱が行えないケースもあります。後者の場合、夏の猛暑はかなり深刻なストレス要因となってしまいます。
また、自律神経の機能が正常でも、元々汗をかきにくい体質という人もいます。そういう人にとって湿度が高い状況は、放熱がしづらくなってしまうので、気をつけなければなりません!
対策として、汗のかわりに肌を水で濡らすと良いです。「蒸散冷却」と言って、肌を水で濡らすと、肌表面の温度が下がりやすくなります。水が蒸発するときに熱を奪うので、汗の役割と同じように体の熱を効率的に放散し、体温の上昇を抑えることができます。特に暑い日の外出時や運動中には、体温を下げるために肌を水で濡らすというのも、とても効果的な対策になります。
また、湿度が高い時には出来るだけ通気性の良い綿や麻素材の服を着るようにしましょう!これは湿度が高い時だけに限らず、普段からできるだけ綿や麻といった天然素材のものを身につけることをオススメします!化繊の衣類は体が本来持っているパフォーマンスを下げてしまいます。呼吸さえも変わってくるので、下着も含めできる限り化繊を避けるようにしましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。