熱中症対策

こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。

「猛暑」「酷暑」という言葉が毎年のように飛び交うようになってきました。
室内にいてクーラーをかけていても熱中症になってしまう人がいる異常事態です。

今回は熱中症についてお伝えします。

私たちの体は常に活動しやすい体温を保つための調節を行なっていますが、気温や湿度の高さや急激な変化によって体温調節がうまくできなくなることがあります。その結果、体内に熱がこもることで起こるのが「熱中症」です。

熱中症の症状

軽度:めまい、立ちくらみ、汗が止まる、疲労感、倦怠感
中度:頭痛、吐き気、筋肉のけいれん、顔が赤くなる
重度:意識障害、意識喪失、体温上昇(40℃以上)、呼吸困難

また、一時的に回復してもしばらく頭痛や倦怠感が数日続いて、なかなか軽減しない後遺症に悩まされている人も増えてます。

 

熱中症で後遺症が出やすい人

☑︎体力がない
☑︎解毒力が低い
☑︎食事のバランスが悪い(栄養素の不足)
☑︎お酒が抜けていない
☑︎スマホを枕元で充電しながら寝ている
☑︎慢性的な運動不足
☑︎1日8時間以上デジタルデバイスを見ている
☑︎1日何時間でも寝ていられる
☑︎頻尿(1日8回以上)
☑︎水分をあまり摂らない
☑︎塩分摂取の主が塩化ナトリウム(食塩)
☑︎慢性的な睡眠不足(その人にとっての適切な睡眠時間が取れていない)
☑︎汗が出づらい
☑︎精神的ストレスが大きい

 

いかがでしょうか?
4つ以上当てはまると後遺症になるリスクは高いのでしっかりと対策をしていきましょう!

 

熱中症が起こる身体のしくみ

人の体は恒常性といって、脳の視床下部が中心となり、外気温と体温の情報をもとに体温を一定に保つための機能を持っていて、主に発汗や血管拡張などによって保たれています。

 

◎皮膚と血管拡張

人の体は熱を放出するときに皮膚の血管を拡張させて、血流を増やして熱を外に逃がそうとします。これは赤ちゃんや小さなお子さんが眠くなると手足が温かくなることでもお分かりいただけるかと思います。睡眠には深部体温の低下が欠かせないため、一旦血流を増やして熱を外の放出して体温を下げているのです。

皮膚の機能には外気の温度を感じて脳に伝えるという役割と、体内の熱を放出するという体温調節には欠かせない大事な役割が備わっています。それ以外にも「安心↔︎安全」「危険↔︎防衛」といったことを感じ取ったり、そこに関係するオキシトシンやアドレナリンといったホルモンの放出にも大きな影響があります。何より自分の身体の状態やボディイメージを脳が把握するためには皮膚からの入力情報がとても大きいのです。

しかし、近年の電磁波環境によって多くの人の皮膚機能が低下傾向にあります。
人の細胞はマイナスのイオンによってバリア機能を持っていますが、電磁波のプラスイオンはこの細胞のマイナスイオンを奪ってしまうため、細胞が損傷しやすくなっています。

皮膚の細胞が正しく機能しなければ皮膚の機能も低下を起こし、外気温や湿度の情報が正確に脳に届けられなかったり、熱の放出がうまく行われないといったことに繋がっていくことが考えられます。

次回は
「なぜ湿気が多いと熱中症になりやすいのか?」
についてお伝えします。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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