「ゲーム障害」という言葉をお聞きしたことがありますか?
端的に表しているので想像がつくと思いますが、いわゆるネット依存で、オンラインゲームなどに際限無く課金したり、寝る間も惜しんでハマってしまい心身の健康を害するまでの状態を表しています。
これはPCやスマホを使う子供から大人まで幅広く対象になり得てしまう障害で、入り口は広いだけに誰もが一歩間違えると足を踏み入れかねませんよね。
WHO(世界保健機構)も疾病として認定する方向で動いているようです。
たかがゲームくらいで…という方もいると思いますし、息抜きや気分転換に節度をもって楽しむ分にはいいと思うのですが、こうなると結構あなどれません。
これは私の個人的な意見ですが、そもそも大人が時間を忘れて熱中するくらいのゲームに子供がハマらない訳がないと思うんですよね。
特に自制するには年齢的にまだ難しいお子さんには親御さんがぜひフォローしてあげて欲しいと思います。
ゲームにハマって夜中までやる習慣がつくと睡眠が摂れなくなったり、やがて生活リズムも狂ってきます。
そうなると日中に思うように活動出来なくなり、学校や仕事に行けない、行ってもやる気が出ない…等の状態になりかねません。
ここまでくるともう、うつや自律神経症状と大きくは変わりませんよね。
脳ストレスの観点から言うと、ゲーム内での地位やステイタスなどを保ちたい、優位になりたい…ために課金や時間をかけてしまうのは脳内物質の「ドーパミン」の働きが過剰になりすぎているのだと思われます。
「ドーパミン」が過剰に分泌されてしまうと自制が効かなくなり、依存傾向が止まらなくなるのです。
これはセロトニンが抑える事が出来る脳内物質ですから、このような症状にお悩みの方、またはご家族の方がいましたら、お気軽にご相談ください。
アシスト整体院 鈴木