見過ごされやすい不眠の原因

みなさんは不眠の原因って、何だと思いますか?

やはりこれに関しては「ストレス」である事が多いのですが、ストレスと聞いて、一番最初に思い当たりそうなのが、精神的なストレスですよね。例えば、翌日に控えたテストできちんと出来るか不安…であったり、何気なくしてしまった行動でパートナーに一方的に非難されたモヤモヤだったり…  そんな事が日常の中で増えてくると色々考えてしまうので眠れなくなったりしますよね。

あるいは夜遅くまでSNSで友人とやりとりをする生活が続いていて、話が一段落したので、いざ寝ようと思っても、眠気が起きなくなる… なんてケースもあると思います。これはPCやスマホの光による「環境的なストレス」に分類されます。基本的に光が目に入ると眠気が起こらないように身体は出来ています。さらにそのやりとりの中でグサッと突き刺さるような指摘を受けた…なんていうとそこに精神的なストレスも乗っかってしまいますね。

実は多いのですが意外と見過ごされてしまうのが身体の「構造的なストレス」です。もちろんひどい歯痛や寝返りも打てないような腰痛が原因で眠れないというのは、想像つきやすいですが、そんなに自覚症状のないような身体の問題でもストレスとして、不眠の原因になる場合もあるのです。

その一つが「呼吸」です。呼吸は無意識でも体が勝手に行ってくれるので、気にしてない事が多いのですが、自律神経との関係もかなり深いのです。呼吸は吐く時に「副交感神経」が働き、吸う時に「交感神経」が働くメカニズムになっていて、呼吸の浅い人は無意識に吸ってばかりいる状態になってしまいますので、じわじわと活動を司る交感神経側に傾いていきます。交感神経が働いたままでは眠気が起きないのです。

また、骨格の歪みも不眠の原因になり得ます。痛みが出るほどではないレベルの歪みでも、骨に付いてくる「筋肉」に緊張を起こさせます。筋肉の緊張も交感神経を刺激してしまうので、寝ていても深くリラックスすることが出来ないのです。特に背骨や肋骨が歪んで背中が張ってくると、同時に呼吸も浅くなりますから、そこも繋がってしまいます。ストレスは単一的なものだけではなくて、ここで書いたような事が複合的に掛かってくることもあるのです。

普段から呼吸が浅い事を自覚されてる方は要注意ですよ!

アシスト整体院  鈴木

 

 

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