香害について考える② 対策

前回は香害についてお伝えしました。

選択洗剤や柔軟剤に含まれるアロマ成分と言われるニオイは化学物質を吸い込むことになり、ストレスとして様々な不調を引き起こす要因になっています!

引き続き対策について考えてみたいと思います。

まずは自分自身が香害の元になる洗剤や柔軟剤を使っていてはダイレクトに受けてしまうので、洗剤をや柔軟剤をちゃんと選ぶことが先決です。できるだけ天然成分100%のものを使うようにしましょう。

今の時代、スーパーでそういった商品を探すことは難しいので、アマゾンや通販で探して取り寄せることが良いでしょう。オススメしているのは「松の実石鹸」です。あと、「シャボン玉石鹸」という会社でも公害対策や環境問題に取り組んでいるので、市販のものよりも安心できると思います。

香害に対する意識が皆無に等しい残念な世の中では、ストレス因子があちこち散布されている状態なので、完全に対策をすることは非常に難しいのですが、強いて言えば、ストレスが身体症状になるには、ストレスの許容量をオーバーさせないことが大事なので、ストレスを減らしていき、余力を持っておくことが一番の対策になります。

化学物質の多くは体内に侵入しても腸粘膜を通過せずに便として体外に排出されます。それでも鼻粘膜や気管などから微量の有害成分が侵入してしまうので、入ってきた有害物質を排出させるためには、解毒システムが正常に働いていることが大事です。

解毒に重要なのは硫黄です。硫黄を含む食品は有害物質を包み込む働きがあります。硫黄はにんにくや生の玉ねぎや長ネギに含まれているので、そういったものを食べることもオススメします。

また、有害物質を無毒化する働きを持つセレニウムというミネラルはにんにく、長ねぎ、玉ねぎ、海藻類に多く含まれます。さらにブロッコリーやカリフラワー、キャベツ、大根などのアブラナ科の野菜もオススメです。あとは有害物質の体外への排出を促す食材として食物繊維を多く含むものを摂取しましょう。海藻類や無農薬のリンゴ、ごぼう、きのこ類などをとりましょう。

ちなみに硫黄不耐性といって生の玉ねぎや長ネギ、ニンニクを食べると気持ち悪くなってしまう人もいるので、そういった人は個別にご相談ください。

 

また、腸内でカンジダ菌が活性化していると化学物質に対して花瓶に反応しやすくなるということもあります。そういう意味でも腸内環境はとても大事です!香害で具合悪くなった経験がある人はカンジダ菌の検査をしてみることもオススメします!そもそも排便は最大のデトックスですので、腸内環境は超重要です!

香害はあなた自身が気づかないところで、加害者になっているかもしれません!このブログを読んだ人、一人ひとりが気をつけてくださっても、たかが知れているかもしれませんが、それでもまずは知ることが大事です!今は健康で何ともなくても、いつ自分が香害によって不調を起こしてしまうかも知れません。

頭痛や吐き気、めまい、思考力の低下など、辛い症状で薬を飲んでも一向に改善せず、あちこちの医療機関を回った挙句、原因不明で片付けられてしまう人たちの多くが、こうした目に見えない「自覚されないストレス」によって不調になっているということを知っておいてください!

 

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