11/7の読売新聞の記事に気になるものがありましたので、ご紹介させていただこうと思います。2013年から、ある機関が全国十数か所の自治体の協力を仰ぎ、小学校や医療機関に向けて、その年の小学校1年生を対象にアンケートを実施したそうです。そのアンケートの中身というのが「あなたの学校に発達障害の(と思われる)小学1年生の子はどのくらいいますか?」というもの。医師の診察を受けたうえで発達障害と診断がついたものだけでなく、教師が普段から接していておそらく発達障害であると思われる・・というケースも対象になったようです。
そしてその結果なんですが、横浜市を例に挙げると、小学校の児童全体の10.9%が該当するという回答で、医療機関では7.7%が発達障害の診断がついたそうです。その他の地区でも小学校の方は大体10%は超えていて、医療機関では5%を超える地域が多かったとのことでした。
この数字が多いと見るか、少ないと見るかはお任せしますが、1割程度は発達障害であるというのは事実のようですね。予備軍というかグレーゾーンのお子さんも含めるともう少し居ると思います。そしてその多くが自閉症スペクトラムの傾向が強いとのことでした。