関節と軸について
妊婦さんの膝痛についてお話をする前に
身体の構造についてお話させて頂きます。
多くの方が膝が痛いといって医療機関に行くと
膝のレントゲンを撮り
・軟骨がすり減っている
・隙間がない
・骨には異常がないから心配いらない
といったお話をもとに
膝の治療を受けてきます。
もちろんそれで良くなってしまう
軽症の方は心配いらないのですが
膝を治療しても全然よくならない
という方のほとんどが
下肢の軸を無視された治療を
受けているようです。
膝は太ももの大腿骨と
スネの脛骨という骨と
膝のお皿で関節が構成されています。
大腿骨は骨盤で股関節を構成し
脛骨は足首で距骨や腓骨という骨と
関節を構成しています。
つまり膝の治療において
骨盤や股関節、足首の治療は
必要不可欠なのです。
この前提をもとに
妊婦さんの膝の治療について
お話させて頂きますね。
妊婦さんの膝の治療
妊娠中は
お腹の赤ちゃんの成長と共に
お腹が出てくるために
姿勢に大きな変化がみられます。
また、赤ちゃんが産道を通りやすくなるよう
レラキシンという靭帯を緩める作用を持つ
ホルモンによって、骨盤は開きやすくなっています。
普通に生活していても
姿勢の変化で骨盤には負担がかかってきますが
ホルモン作用により靭帯が緩みやすい状態で
床座りや不良姿勢を持続的にしていくと
骨盤はどんどん歪んでいきます。
歪んだ骨盤にくっついた大腿骨は
その歪みを補正するように使われるため
やはり正しい軸を失います。
この正しい軸を失った大腿骨に
脛骨は連結し関節を構成します。
どうでしょうか?
その時点で膝に負担がかかっていそうですよね。
これにさらにお皿の位置もおかしくなったまま
日々の生活で膝に負担がかかってきたら?
赤ちゃんと羊水の分がプラスされた体重と
歩行時の地面からの突き上げで
関節に加わる力を逃がせなくなってきます。
また、軸が合っていない時の
特徴的な症状として
関節に水が溜まるといわれる
ぷっくら膨らんだ状態を生み出してしまいます。
膝で逃がせなくなった力は
足首や股関節で補うように吸収され
それでも逃がせない力は
腰にかかってきます。
もし、あなたが現在
お膝に痛みや違和感を
感じていらっしゃるとしたら
早めに治療することをお勧めします。
それはあなたのためでなく
赤ちゃんのためにも
良い膝と悪い膝が赤ちゃんに与える影響
ママの身体が車だとしましょう。
お膝や股関節といった下肢は
車でいうショックアブソーバーの様なものです。
ショックアブソーバーとは
車本体にかかるタイヤからの衝撃を
逃がすための緩衝材の様なものです。
トラックや昔のレーシングスポーツカーのように
ショックアブソーバーの硬い車だと
デコボコの段差を通過する時に
ガッタンゴットンとお尻に
突き上げるようなショックがきて
とても乗り心地が悪いですが
高級車のように
ショックアブソーバーが柔らかい車だと
段差があったことにすら気づかないくらい
快適な乗り心地ですよね。
これと似たようなことが起こっていると思ってください。
車に乗っているのが赤ちゃんです。
あなたが赤ちゃんだったら
どちらの車に乗りたいと思いますか?
もし後者が良いと思われる方は
ご自身のショックアブソーバーである
お膝や下肢が赤ちゃんにとって
乗り心地が良い状態であるかどうか
見直してみましょうね。
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