薬が効かないパニック障害のタイプ

こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。

今回は薬が効かないパニック障害のタイプについてお話します。

患者様の中にはSSRI系のお薬が効かないパニック障害のケースがあります。
それが「高メチレーションタイプ」の人です。

人の体の中ではメチル基(CH₃)というものがいろんな物質にくっついたり離れたりすることで代謝を回しています。
これをメチレーションといいます。

このメチレーションがうまく回っているかどうかで、エネルギー産生や解毒力、脳内の神経伝達物質の量が決まってきます。

そしてこのメチレーションは低メチレーションと言って、生まれつき低い人と、高メチレーションといって生れつき高い人といます。

ここはかなりご両親やご先祖さまから受け継いだ遺伝的要素が大きいのですが、それにプラスして今生きているあなたの環境や心身の状態もかなり影響して不調は作られています。

高メチレーションの人の脳内はドーパミンやセロトニンが多くなる傾向があります。
ドーパミンはノルアドレナリン(パニック発作に影響のある)の前駆体なので、ドーパミン過剰だとノルアドレナリンも増えすぎてしまい、パニック発作が起こりやすい身体環境になってしまいます。

脳内セロトニンにはドーパミンやノルアドレナリンの暴走に抑制をかける作用があるため、一般的にはセロトニンを増やす薬が処方されます。
しかし、高メチレーションの人はもともとセロトニンが多い人なので、そこにセロトニンを増やす薬を出しても効果は期待出来ないどころか、セロトニン症候群のような過剰反応(発熱、筋肉のけいれん、不安、混乱、震え、頻脈、発汗など)が起こってしまうことも考えられます。
つまりこのタイプはSSRI系の薬が効かないパニック障害です。

そして、パニック障害の3分の2は高メチレーションであると言われています。

では、当院のセロトニン活性療法もセロトニン症候群を起こしてしまうのか?

と言うと答えはNOです。

そこについては次回また詳しくお伝えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。

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