こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。
パニック障害のある方は睡眠障害も抱えていることが珍しくありません。
以前、パニック障害の人は低エネルギー、低血糖になっていることが多いという記事を書いていますが、特に夜間低血糖があるとアドレナリンで血糖値を上げるため、なかなか寝つけなくなってしまう傾向があります。
そうなると、眠れない=交感神経優位になる=脳が興奮しやすい=動悸が起こりやすい=パニック発作が起こりやすい身体環境になるといった感じで悪循環になってしまいます。
また、パニック障害と筋肉量について書いた記事の中で、筋肉の量はセロトニンやテストステロンといった自律神経の働きに関与する神経伝達物質やホルモンの分泌に相関があり、筋肉運動による適度な心臓への負荷がパニック障害の予防につながるというお話をしました。これはパニック障害だけでなく、睡眠障害にも共通しています。
良質な睡眠には睡眠圧というのが必要で、この睡眠圧と関係が深い睡眠物質にアデノシンというのがあります。
アデノシンは睡眠物質として脳の覚醒を抑制します(つまり眠くなる)。このアデノシンが蓄積することで「眠りたい」欲求(睡眠圧)が高まります。そして寝るとアデノシンは分解されていくので朝起きたら頭はすっきりとリセットされるのです。
また、アデノシンには血管を拡張させて筋肉への血流を増加させる働きがあるため、手足末梢の血流が良くなることで放熱され、睡眠時に必要な深部体温の低下を起こすのにも役立ちます。
人の体はATP(アデノシン三リン酸)という物質を使ってエネルギーを産生しています。
運動によって筋肉を使うと、このATP(エネルギー源)が消費されます。
すると、ATPの分解産物としてアデノシンが生成されます。
つまり適度に運動をして筋肉に刺激を入れるとアデノシンが作られて眠りの準備が整うのです。
睡眠だけでなく、アデノシンは不安感を作るノルアドレナリンの過剰な働きを抑制してくれるので、運動をして筋肉量を増やしていくことはアデノシンの作られる量が増えてパニック発作の予防に効果的です。
筋肉量が少なくて、運動も苦手という方はアデノシンが十分に作られていないことが考えらるため、パニック障害と睡眠障害が併発しやすい身体環境にあります。
もっとも運動はパニック障害や睡眠障害に限らず、様々な不調や病気の予防に繋がります。低血糖、低エネルギーで運動どころではないという重症の方もいるので、一概には言えないのですが、ある程度治療が進んで回復期に入ってきたら適度な運動は挑戦してみると良いでしょう!
とはいえ、今のあなたのお身体の状態に見合った運動方法と運動量がとても重要ですので、くれぐれも無理なく、物足りない程度から始めましょう!ご自身の状態がどのレベルなのかを知りたい方はお気軽にご相談ください!
パニック障害も睡眠障害もそれぞれ要因となっているノルアドレナリン、アドレナリンの増大はセロトニンによって抑制されますし、眠るために深部体温を下げるのはメラトニンというホルモンです。メラトニンはセロトニンから作られています。
どちらもやはりセロトニンがしっかりと出せるかどうかがとても重要になってきます!
カラダ支援アシスト整体院では脳内セロトニンを活性化させるための施術を行なっています。
気になる方はぜひご相談ください!
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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。





