こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。
今回は「サーチュイン遺伝子を増やす」と言われているNMNサプリについてお伝えします。
安全性は大丈夫なの?
NMNサプリはアンチエイジングの業界で爆発的に注目を集めているため、その勢いに警鐘を鳴らす医師もいます。ブームというのはメリットしか言わないので、デメリットやリスクを考えるために反対派の意見もたくさん見てみました。
否定派の意見
・動物実験ばかりで人の臨床報告が少ない
・長期使用による検証が不十分
・安全性への疑問
・高価すぎる
・生体利用への疑問
まず、人への大量摂取で健康被害が出たという事例は見つけられませんでしたが、人での検証例が少ないというのは事実のようです。これは「健康な人がさらに健康になる」「健康な人が健康被害が減少した」「寿命が延びた」というのを数値化することが、そもそも難しいという点があります。動物実験のように全てを同じ条件にすることができないため、様々な環境的要因が関与してしまうので、そのサプリだけの効果で検証するのは難しいのです。
一方で条件を統一できる動物実験での検証例は多く、確実に効果は出ています。これも事実です。生体利用に関してもNMNを細胞内に取り込む輸送物質が見つかっていて、人の筋肉や血液などでの数値上昇も確認されてはいます。
安全性については、短期的な使用での大きな問題は上がっていません。遺伝子のスイッチをオンにする働きといっても、直接的に遺伝子そのものを、どうこうするものではないので今のところリスクはそんなにない方だと思いますが、まだサプリで実用化されて歴史が浅いので、長期的な使用での影響が課題です。今のところ1日500mgまでは安全という論文が出ていますが、500mgが効果的な量かどうかは不明です。1gくらい摂った方が良いという意見もありますし、高濃度点滴で注入する方法もあります。
一番の難点は高価過ぎるというコスト面のようです。
サプリもピンキリですが、高価なものでは1粒6000円以上というものもあります。安価なNMNサプリも出ていますが、どこの国で作られているか?純度が何%か?という点はもちろん、NMNは温度管理も重要なため、安価なものはそのあたりの品質に問題がないかを確認する必要もあります。そういった面からある程度高コストになってしまうようです。
食べ物で摂取できないか?
長期的な使用が心配な方は食べ物からの摂取を期待したいところですが、NMNは枝豆やブロッコリーにも含まれていますが、その量はサプリからすると微量です。
植物性のナイアシンは長期使用例や副作用もすでにわかっているので、そういった点に気をつけて植物性ナイアシンからNADを増やしていくというのも1つの方法ですし、定期的な運動や断食、寒冷刺激を入れていくというのもアリだと思います!
賛成派の意見
・老化を防ぎ健康寿命を延ばす
・糖尿病の改善と予防
・ナイアシンよりも安定的
・細胞修復速度の向上
・筋力トレーニングの効率UP
賛成派の意見は今回の記事であげたことがほとんどになります。
当院では栄養指導やサプリの紹介もしていますが、僕自身が試して効果がなかったり、おかしな反応が出るものは絶対に勧めたくないので、「まず理論上納得がいく→自分の体で検証→患者さんに紹介」という形を取っています。
今回のNMNも僕が実際に1日207mg×3回=622mgの摂取を毎日3ヶ月間実践してみましたが、一応自覚するような害は特にありませんでした。
反対に色々と良い効果はありました。実は僕がNMNサプリを試したきっかけはサーチュインによる老化防止ではなく、脳内セロトニンの代謝にNADが関係していルため、セロトニンとの関連を試したかったからです。
飲んでみて、朝スッキリ目が覚めることが増えたのは実感できています。また皮膚のハリが良くなったり、お腹の調子が良くなったり(これは一緒に入っている乳酸菌の効果かもしれませんが)、何より一番変化を感じたのは疲れにくくなったことです。
これもどこまでプラセボが入っているかはわかりませんが、だいたいいつも否定的に実践しているので厳しめに見ても良いような気がしています!
NMNサプリはいろいろなところから販売されていますが、あまり安価なものには氣をつけましょう。
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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。






