ストレスとは「刺激」に対して起こす反応のことを言います。「刺激」は人それぞれ受け取り方が違います。
夏が好きな人にとってはギラギラの太陽が恋しいですが、暑がりの人にとっては気温が高くなることでストレス反応を起こす人もいます。
また、犬が好きな人と嫌いな人とでは犬を見たときに起こる反応は違います。このように「気温」や「犬」というのはただの刺激に過ぎず、それをストレスに感じるかどうかは個体差があります。
ストレスと聞くと、一般的には精神的ストレスが有名ですが、その他にも化学的ストレス・環境的ストレス・病原体ストレス・そして体の歪みなどからくる構造的ストレスと5つのストレスによって、痛みや不調が引き起こされています。
そしてこれら5つの中から、何らかの刺激が体に入ると、身体はストレス反応を起こします。その反応には体で起こる反応と、脳内に起こる反応があります。
体で起こる反応は心拍数や血圧の上昇、筋肉の緊張、血管収縮、胃腸の動きの低下など、身体症状として起こります。
脳内で起こる反応は気持ちや感情にダイレクトに影響し、やがて自律神経の乱れを作り身体症状を引き起こしてきます。
セロトニン活性療法は脳内で起こるはじめの反応を抑える効果があります。