少し前の記事になりますが、妊婦さんとお子さんの発達に関わる興味深いニュースを見つけましたので、ご紹介させてください!
富山大学の浜崎准教授の研究によると、妊娠中の「魚」の摂取量が多いと子供の神経の発達に好影響を及ぼす・・・との結果が出たそうです。
約8万人の妊婦さんを対象に「魚」を食べた量を段階によってグループ分けし、生後6ヶ月と1歳の時点での神経発達について調査を行った・・・ということですが、5つある神経発達の指標において、2つの項目で、魚を多く食べた妊婦さんのグループのお子さんは神経発達の遅れが少なかった・・・というデータが取れたということです。
神経発達の5つの指標というのが
・コミュニケーション(話す・聞くなど)
・個人・社会(他人とのやりとり)
・粗大運動(ハイハイなどの大きな動き)
・微細運動(指先でつまむなどの細かい動き)
・問題解決(手順を考えて行動する)
という事なのですが、このうちの微細運動と問題解決の2つで魚の摂取量が多いグループの発達の遅れが少ない事がわかりました。その他の3つにはグループによる差は見られなかったということです。
もう少し長くなりますので次回に続きたいと思います。