当院は日本でも数少ない発達障害と自律神経専門の整体院ですがそのどちらの施術にも重要視しているのが脳脊髄液の循環です。
脳脊髄液は成分はリンパ液とほぼ一緒で、1日に350~450ml程度生産され、常時150mlがゆっくりと循環しています。
脳脊髄液の役割は実はまだ正確に解明されてはいませんが、
今のところ
・脳と脊髄の保護
・老廃物の運搬
この2つは確かな役割としてあげられています。
それ以外にも見解はそれぞれですが、
・栄養を補給
・脳圧の調整
といった見解もあります。
私は脳の研究者ではないので正確なところはわかりませんが、実際に患者さんの施術をしていると脳脊髄液の循環不良がさまざまな症状の原因となっていることがわかります。
アトピーやアレルギー、ぜんそく、中耳炎、てんかん、学校や職場にいけなくなる起立性調節障害といった症状だけでなく集中力や体力、免疫力の低下にも脳脊髄液は関係しています。
脳脊髄液循環は仙骨と頭蓋骨の運動によっておこなわれるのですが、それについてはまた次回に続きます。