お薬とセロトニン活性療法

こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。

前回、パニック障害の3分の2が高メチレーションでSSRI系の薬が効きにくいというお話をしました。
SSRI系の薬とはセロトニン再取込み阻害剤のことです。

ちょっとだけ説明します。
セロトニンは神経伝達される際に受容体がキャッチし損なったものを再度神経細胞の中に取り込んで再利用する働きがあります。
その再取り込みをする時に働くトランスポーターの作用を止めることで、神経の接合部内のセロトニン量が一時的に増えるため、受容体がキャッチしやすくなってセロトニンが回るようになっていく仕組みになっています。

簡単にいえばセロトニンが巡るようになるため、うつや自律神経系の不調で処方されることが多い薬です。

パニック発作はノルアドレナリンが増えると起こりやすくなります。
ノルアドレナリンはセロトニンによって抑制されることがわかっています。

そのためパニック障害に限らず自律神経系の症状にはセロトニンを増やすためのお薬が多いのですが、高メチレーションタイプの人はもともとセロトニン量が多いのでSSRI系のお薬があまり効かないどころか、場合によってはセロトニン過剰によるセロトニン症候群のような症状が起こってしまうことも考えられます。

当院で行なっているセロトニン活性療法もセロトニン症候群を起こしてしまうのではないかと思われるかもしれませんが、答えはNOです!

その理由はセロトニン神経には点検機構が備わっていて、セロトニンの濃度が一定量を超えてくると過剰な生産を抑制するようになっています。

本来はこうしたセルフ点検機構が機能しているのでセロトニン過剰という状態にはなりにくいのですが、SSRI系のお薬の場合、化学物質がトランスポーターという再取り込み機能を止めるように働くため、本来の仕組みとは違う反応が起こってしまうことがあります。

セロトニン活性療法は部分的な機能を止めたりすることは一切しません。本来あるべきお身体の状態、セロトニン神経の活性化を促すだけですので、もしそこで必要以上に作られているとしたら、抑制機能が働くのでセロトニン過剰になることはまず考えられません。

また、もし高メチレーションでセロトニンが多すぎてセロトニンが抑制されている状態だったとしても、セロトニン活性療法は経絡や内臓、骨盤、頭蓋骨の調整を同時に行なっているため、セロトニン以外のところから自律神経の働きを整えることが期待できます。

パニック障害の3分の2は高メチレーションというデータがあるようですが、実際には当院にお見えになられたパニック障害の9割以上の方が施術によって元氣なお身体を取り戻されています。

こうしたことも少しでも心配があればできる限り不安を取り除いた上で施術にあたらせていただいておりますので、パニック障害や自律神経の不調でお困りの際にはお氣軽にご相談ください!

 

 

 

 

 

 

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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。

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