連日、「脳脊髄液」(クリックすると記事に飛びます)についてお伝えしていますが、少し聞きなれない言葉ばかりでストレスになっていませんか(^^;)
今回はそのストレスと脳脊髄液の循環についてお話させて頂きます。
脳脊髄液の循環を起こす、頭蓋骨・仙骨リズムがわるくなる原因は
構造的ストレスにあります。
構造的ストレスをつくる原因は主に以下の3つが考えられます。
・出産時
・頭を強打した後
・日常生活での姿勢
なかでも後天的要因として一番大きいのが不良姿勢。
仙骨荷重や尾てい骨を潰す座り方が1日8時間、1週間で56時間も続いたら、仙骨は歪み、動きは次第に封じられます。
動きが封じられると骨は正しい位置に戻れなくなる。正しい位置に戻れなくなると不安定になるため安定性を求め身体は「固める」という選択をする。結果的に歪んだ位置で固着することになり、自力で戻ることが出来なくなるのです。
そうなると脳脊髄液の循環を起こすポンプが作動しないので脳脊髄液の循環は低下するだけでなく、硬膜によって繋がっている頭蓋骨の動きまで制限されていきます。
また姿勢による循環障害は瞬間的に滞るのではなく、徐々に生産量・循環量が低下していくのでなかなか気づきにくいのです。
脳脊髄液循環が低下した状態が継続されることで様々な不調が現れて気づくことになります。特に自律神経は脳のストレスがダイレクトに影響するので動悸やめまい、不眠や血圧調整、手足の冷えや浮腫みといった症状が現れやすくなるのです。
脳脊髄液の循環は自分で改善できます。コチラの動画のセルフケアをしてみてください!