老化防止とサーチュイン②

こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。

前回老化防止にサーチュイン遺伝子というのが関与しているというお話をしました。

サーチュイン遺伝子って何?

老化を防ぐサーチュイン遺伝子を説明する前に、まず「遺伝子」について簡単に説明しますね。
遺伝子は私たちの体の設計図になります。私たちの体には60兆個の細胞があり、その細胞それぞれに2万5千種類ほどの遺伝子があります。
そして、その中には臓器や組織を作る設計図もあれば、病気になりやすい設計図もあり、それぞれスイッチがONになったりOFFになることで人の体を構成しています。

例えば皮フの細胞は設計図(遺伝子)の中の無数にある情報の中から、皮フの細胞になる部分だけがオンになることで、新陳代謝が行われたり、皮フの細胞が欠損してもまた再生されるわけです。当然、その中には病気になる要因となる遺伝子もあり、それがスイッチオンになると病気になるわけです。がんなどはこの遺伝子のエラーという見方もあります。ちなみに、これは目の細胞だろうが肝臓の細胞だろうが全て同じです。

 

「サーチュイン遺伝子」も数ある遺伝子の中の1つになります。
2000年、米マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授と、現ワシントン大学の今井眞一郎教授が、酵母菌のサーチュイン遺伝子が持つ全く新しい機能を強めると、酵母菌の寿命が延び、サーチュイン遺伝子が欠損すると寿命が短くなることを突き止め、その成果が科学誌『ネイチャー』に掲載されました。

それ以来、サーチュイン遺伝子が老化や寿命の制御に重要な役割を果たす遺伝子として注目を集め、今では「長寿遺伝子」とも呼ばれています。

サーチュイン遺伝子は酵母のような細菌類から哺乳類まで、多くの生き物に備わっているため、サーチュインの発現量を増やすことで老化制御につながる効果を得られたとする動物実験が多数報告されており、現在では世界中で人を対象とした臨床試験も進められています。

 

サーチュイン遺伝子の役割

・DNA修復(細胞修復UP)
・抗炎症作用
・老化防止
・ミトコンドリア向上
・免疫活性化
・血糖値を下げる
・肥満防止
・基礎代謝UP

現在、哺乳類のサーチュイン遺伝子にはSIRT1からSIRT7まで7種類のサーチュインがあることがわかっていて、それぞれに異なる特性があることが分かっています。

サーチュインは長寿遺伝子として注目を集めていますが、血糖値を下げるインスリンの分泌を促したり、糖や脂肪の代謝を良くし、糖尿病、心臓病、肝臓病の予防や神経の保護、記憶や行動の制御にも関与していることがわかっています。また、細胞の修復速度を促進させる働きがあるため、筋トレなどのトレーニング効果もUPします。何より基礎代謝が上がるので体温も上昇します。体温が上がると結合組織が緩むため、内臓や骨格的な機能のUPするといったように、多方面での効果が期待されている遺伝子なのです。

 

 

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この記事の編集者
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冨田 公央
・カラダ支援 アシスト整体院院長
・国家資格柔道整復師
・(社)ここからだ発達支援コーチトレーナー
・(社)セロトニン活性療法協会顧問兼講師
・日本自律神経研究会アドバンスマスター
・臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
・ソマティック心理学会会員
・著書「健康は尾骨が9割」朝日新聞出版社
柔道整復師の国家資格取得後、整形外科病院10年、整骨院4年の勤務を経て2008年に所沢でアシスト接骨院を開業。限定的な施術しかできない保険診療に限界を感じ、2010年に整体院へ移行。
うつや自律神経症状に苦しむ方を対象にした整体を行う一方で、日本パーフェクト整体普及協会の理事として全国の整体師や治療家を対象に技術講座を開催。2015年より、発達障害のお子さんの体のお困り感に特化した整体に取り組み、これまでに2000人以上の親子を支援。現在は治療家を対象にした「発達整体」の講座や、保護者を対象にした「家庭でできる整体講座」を開催。全国のカルチャースクールや保育園、支援事業所、支援学校などで発達の土台の重要性についての講演も行なっている。

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