~前回からの続きです~
魚の摂取にはメリットだけではなく、確かにデメリットも存在します。それは魚が餌と共に体内に取り込んでしまう有害物質です。
魚の生態系の頂点にいる大型の魚になればなるほど体内に蓄積される「水銀」や「マイクロプラスチック」などの有害物質の量が増えていきます。
例えばお子さんたちが大好きなマグロなどは、美味しいのですが、大きな魚ですからその分食べると人体に有害なそれらの物質を多く摂取してしまうというデメリットがあります。
ちなみにマグロに含まれる水銀は健康な方でも体外に排出されるまで少なくとも2ヶ月以上は掛かると言われています。
食べる魚の種類や頻度、サイズなど注意すべき点はありますが、魚に含まれるタンパク質やDHAなどの良質な脂質はお子さんの発達にとっても、メリットがある・・という素晴らしい情報を与えていただき、8万人対象に地道な調査は本当に大変だったと思いますが、富山大学および浜崎准教授の研究の成果に感謝したいと思います!