熱中症対策②

こんにちは。
カラダ支援アシスト整体院です。

今回は熱中症の後遺症に対するセルフケアをお伝えします。

 

・経絡を整える

基本的にツボを押して経絡(氣・エネルギーの通り道)を整えていきます。1つのツボに対して20〜30秒押して緩めるを5回程やるようにしてみてください。

 

熱中症の初期症状に

「陽谷」というツボを刺激します。このツボは、体の熱を冷ます効果があると言われています。場所は「手の甲側の手首近くで、小指側にある骨の出っ張りの上の凹み」にあります。

特に熱中症の初期症状の緩和に効果的と言われています。陽谷は細い血管にも通じるので、暑さで動悸がするときにも有効です。

 

 

汗をかきにくい人

湿度が高く、うまく汗が出なくて体内に熱がこもっていると感じるときは、手の小指側にあるツボ「前谷(ぜんこく)」を押してみましょう。手を握ったとき、小指の付け根の関節の外側にできるシワのうち、指先に近いほうの先端のくぼみのところです。

熱っぽさだけでなく、鼻づまり、肩関節や目の痛み、耳鳴りなどにも効果があるとされています。

また、「足首にある内くるぶしから指3本分上がった高さで、アキレス腱のキワ」にある「復溜(ふくりゅう)」というツボも水分を排出する効果があると言われています。汗を出して体内にこもった熱を放出するのに効果的です。

 

熱中症によるめまい

頭の上で両耳を結んだラインと、眉間から頭頂部に向かうラインが交わる地点にある「百会」というツボです。頭皮の緊張が緩和するので頭部全体の血流が改善されるので熱中症による脳へのダメージを回復することが期待できます。

このツボは副交感神経が活性化され、リラックス効果も得られ精神が安定します。

頭皮は硬いので親指で脳の中心にむかってゆっくりと圧をかけて押してください。

 

後遺症による倦怠感

胸の真ん中、両乳首の中間に位置する膻中(だんちゅう)というツボです。心臓と呼吸器の改善に効果があります。

熱中症によって循環器の機能低下がおきます。全身の血流が悪化することで疲労物質がたまり続けて、筋肉の緊張感や動きの悪化などがおき、それが倦怠感になります。

全身の血流を高めることで老廃物を流していきます。

 

 

・モゾモゾ体操

脳脊髄液の循環を改善させて脳の機能を高める効果があります。

当院のHP「妊婦さんでもできるセルフケア」というところから「モゾモゾ体操」を動画で解説していますのでご覧になってみてください。

 

・手足を冷やす

たらいに10°のお水を入れて手首と足首を冷やします。時間は7分くらいで1日に4〜5回くらい行ってください。(一度行ったら30分以上は間をあけます)

ポイントは冷水過ぎないことです。氷水だと冷たすぎてしまうので、10°以下にならないようにしてください。

同様に10°の水でおしぼりを作ってほっぺたなども冷やせると良いです。

 

 

まとめ

今回は熱中症と後遺症対策についてお伝えしました。

本来持っている身体機能を保っていれば、異常な体温上昇は防げるはずなのですが、今は電磁波や人工光、食品添加物、化学物質などの毒物によって、個体が正常な機能を保つことが難しい時代です。また、近年の急激な温度上昇自体が異常ですので、人の体が適応するまでもう少し時間は必要だと思います。

この夏の身体の状態が、秋の体調に影響してきますので、今のうちからしっかりと対策していただければと思います。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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